フェアリィ・ダンス編〜妖精郷の剣聖〜
第三十八話 妖精郷での出会い
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ュッ・・・
風を切る音が二回鳴った後、ソレイユとサラマンダーたちの立ち位置は逆転し、お互いが背を向けながら立っている。いつの間にか抜かれていた刀をソレイユは二度三度払うようにふるった後、ゆっくりとした動作で鞘へと納刀していく。
「まっ・・・こんなもんだろ・・・」
その呟きと共に刀を鞘に納め終わると、サラマンダーたちがエンドフレイムに包まれ、体がポリゴン片となり消滅した。あとに残ったのはリメインライトのみだった。桁違いに速いその抜刀術にシステムの認識が追い付かなかったためにおこらないはずのラグが起きた。それを知った時、誰かが呟いた。
「とんでも、ねぇな・・・」
果たして、それはルシフェルだったのか、フォルテだったのか、将又その両方かは定かではない。ただ、一つだけわかることはソレイユというプレイヤーはただの新人ではないということであった。
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