第十六話 発見その八
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「俺達はな」
「耳も使って」
「今以上にな」
「ドクターマンを探すんだね」
「そうしような」
是非にというのだ。
「ここは」
「そうだな」
ナーガも頷いて話した。
「俺達は全てを使って探さないとな」
「そうだよ、ナーガもわかったな」
「これまでは目と機械に頼っていた」
こう話した。
「本当にな、しかし」
「これからはな」
「鼻と耳も使おう」
「それと。俺今気付いたけれどな」
ラッキーはここでこうも言った。
「勘も使おうか」
「勘か」
「ああ、五感っていうかな」
「第六感だな」
「それも使ってな」
そのうえでというのだ。
「ドクターマン探そうな」
「勘は頼りにあるか」
ナーガは言葉に疑問符を付けて言った。
「そうなのか」
「なるだろ」
「そうなのか。ならそれぞれの勘も使って」
「ドクターマン探そうな」
「それならな」
「ドクターマンがいることは間違いない」
鳳は強い声で言った。
「それならな」
「探そうな」
「勘も使ってな」
「耳もで」
「ああ、絶対にだ」
鳳はさらに強い声で言った。
「俺達がドクターマンを探すぞ」
「キュウレンジャーがか?」
「俺達も入っている」
こうラッキーに返した。
「つまりだ」
「戦隊がだな」
「そうだ、探し出してだ」
「保護するんだな」
「そうするんだ」
「そしてだな」
「お前が言う勘もだ」
これもというのだ。
「使うんだ」
「そうするな」
「ああ、ただな」
「ただ?」
「出来たらな」
鳳はラッキーにこうも言った。
「第七感もあったらな」
「使うんだな」
「それもな」
「第七感なんてあるのか」
「これがあるんだよ」
ショウが応えた。
「己を高めるとね」
「第七感も出来るんだな」
「そうなんだよ」
ラッキーに楽しそうに話した。
「これがね」
「そうなんだな」
「だからね」
それでと言うのだった。
「僕ちん達もだよ」
「第七感をか」
「持てたら」
それが出来ればというのだ。
「持つべきだよ」
「そうなんだな」
「そう、そういえば」
ショウはここでこうも言った。
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