暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊超決戦
第十六話 発見その七

[8]前話 [2]次話
「我々は全ての能力を用いて」
「ドクターマンを探すんだな」
「目だけでなく」
「鼻もだな」
「はい、そして」
 それにとだ、バランスはさらに言った。
「耳も」
「耳?」
「そうです、ドクターマンの声をです」
 これをというのだ。
「探すのです」
「そういえば」
 ラッキーも言われてはっとなった、そうしてそのうえでバランスに対してその顔のまま言うのだった。
「ドクターマンは声も」
「特徴がありますね」
「残っている映像だとな」
「年老いた人間の男性の声だ」
 チャンプが言ってきた。
「まさにな」
「そうだよな」
「その中でもな」
「特徴があるか」
「わかる」
 チャンプはラッキーに話した。
「そうしたことも」
「チャンプの耳だとか」
「そうだ、そしてその声が聞こえれば」
 そうであればというのだ。
「わかる」
「そうなんだな」
「だからな」
「その声もだな」
「探す」 
 そうするとだ、ラッキーに話した。
「これよりな」
「耳か」
 スティンガーはそれを話に出したバランスを見つつ言った。
「そういえばこれまでな」
「耳まではな」
「考えていなかった」
「そうだったよな」
「外見にな」
 それにというのだ。
「ガル達がわかる匂いにだ」
「あとは反応だよな」
「探索する装置からのな」
「そうだったな」
「しかしだ」 
 ラッキーにそれでもと話した。
「言われてみればだ」
「ドクターマンの声も探すことだな」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「そのこともな」
「そうして探すことか」
「五感に機械」
「その全部をな」
「使うことだ」
「そうだな、そのことがわかるなんてな」
 ラッキーは笑顔で言った。
「俺達ってラッキーだな」
「ラッキーかな」
「ああ、ラッキーだよ」
 佐久間に笑顔のまま話した。
「ドクターマンを探す中でわかったんだからな」
「探す為に仕えるからかな」
「そうだよ」
 まさにというのだ。
「本当にな」
「そうなんだな」
「だからな」
 それでとだ、ラッキーはさらに話した。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ