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スーパー戦隊超決戦
第十六話 発見その六

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「そうしたことは今は置いておいてね」
「食うか、俺は自衛隊の方が好きだがな」
「圭ちゃんはそうなんだ」
「頑張ってくれているからな」 
 だからだというのだ。
「傍目で見ていてもな」
「確かに災害の時とか凄いよね」
「俺達に出来ないことをやってくれて」 
 そうしてというのだ。
「多くの人を助けてくれているからな」
「だからだね」
「好きだ」
 笑顔での言葉だった。
「自衛隊そして自衛官の人達はな」
「沖縄にもいてくれているしね」
「ああ、今日の昼はベースに行くことになったが」
 アメリカ軍のというのだ。
「機会があればな」
「自衛隊の方にも行って」
「色々見せてもらおう」
「そうするんだね」
「ああ、またな」
 夜野に微笑んで話した、そうしてだった。
 パトレンジャーとルパンレンジャーの面々はドクターマンを探した後で昼食を食べにベースに向かった、午後は別の場所で彼を探した。
 彼等と入れ替わりにキュウレンジャーの面々がその場所に来たがガルは来た瞬間に仲間達に言った。
「これはな」
「匂うんだな」
「ああ、機械と人間の匂いがな」
 ラッキーにこの二つがと話した。
「一つの身体に混ざった」
「そうしたか」
「ちょっとない匂いがするぜ」
「それってね」 
 ハミィはガルのその言葉を聞いて言った。
「まさに」
「ああ、わかるよな」
「ドクターマンね」
「この近くにいるぜ」
 こう言うのだった。
「間違いなくな」
「そうなのね、それじゃあ」
「ああ、探そうな」
「この辺りをね、しかしね」
 スパーダは周りを見回して言った。
「こうまで人が多いと」
「ちょっとな」
 ラッキーも言うことだった。
「外見だけじゃな」
「見付けにくいね」
「外見も特徴あるけれどな」
 そうであってもというのだ。
「それだけだとな」
「探し損ねるよ」
「そうだよな」
「ちゃんとです」
 ラプターは真面目な声で話した。
「匂いもです」
「頭に入れてな」
「探すべきです、本当にここは人通りが多いですから」
「那覇市の中でも」
「ですから」
 それ故にというのだ。
「しっかりとです」
「探さないとな」
「外見だけでなく」
 それに加えてというのだ。
「匂いも」
「その通りです」
 バランスが応えた。
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