第十六話 発見その五
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「中に入れてもらったらね」
「お店があるのか」
「ベースの中にね。それでね」
「美味いものが食えるのか」
「そうなんだ」
こう朝加に話した。
「それもビュッフェでね」
「それはいいな」
東雲もビュッフェと聞いて笑顔で応えた。
「かなり食べられるか」
「それも安くね」
高尾はこのことも話した。
「ワインだってそうだよ」
「安く飲めるか」
「美味しいものをね」
「そうした場所か」
「だからね」
そうした店だからだというのだ。
「いいよ」
「あの、自衛隊ですと」
陽川は自国の軍事組織の話をした。
「とてもですよ」
「安くビュッフェなんてだね」
「イベントがあったら美味しいものをふんだんに出してくれるんですが」
「飲みものもだね」
「ビールが多いですね」
陽川は酒の話をした。
「出してくれるお酒は」
「そうなんだね」
「はい、ですがベースは」
「お店があってね、丁度今日は休日だし」
「休日ならですか」
「ビュッフェをやっていてね」
そうであってというのだ。
「楽しめるよ」
「自衛隊とは全く違いますね」
「こう言ったら失礼だけれど」
早見はこう前置きして話した。
「自衛隊ってお金ない感じするわね」
「切り詰めているな」
明神も言ってきた。
「明らかに」
「そうですよね」
「アメリカ軍と違ってな」
「お店はあっても」
「そんな豪華なものじゃない」
はっきりと言った。
「とてもな」
「そうなんですよね」
「だからだ」
それでというのだ。
「お店もな」
「アメリカ軍の方がいいですね」
「出て来る料理もな」
「じゃあ今日のお昼は」
「ベースだな」
「そっちに行きましょう」
こう明神に話した。
「是非共」
「そして食べるぞ」
「美味しいものをお腹一杯」
「アメリカだ、肉料理が多いな」
宵町はそのメニューについて考えて話した。
「そうだな」
「うん、そうだよ」
高尾はその通りだと答えた。
「実際にね」
「そうだな、他の料理もあるな」
「メニューの種類も豊富だよ」
「アメリカの料理も馬鹿に出来ないな」
「これがね」
「なら店の料理の勉強にもだ」
それを兼ねてというのだ。
「是非な」
「ベースのお店に行こう」
「昼はな」
「まあ色々言う人はいるけれど」
夜野はベースについてそれでもと話した。
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