暁 〜小説投稿サイト〜
私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
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ねー そーいうのはお断りしてるんですよ」
「そうかー 君も なかなかの美人ですねー そうだ 二人揃ってならどう?」
「だからー 私達はひと様の前に曝すような者でも無いですしー 第一 お嫁入前なんですよー 将来の旦那様が、そんなの聞いて、嫌な思いしたらどうするんですか? だから、お断りします!」と、ビシッと言ったもんだから、その人も渋々去って行った。でも、たこ焼きの串を買って、去って行ったのだ。
「リーダー ありがとうございます ウチ どうしたらええんかなーって 困ってた」
「ふふっ マオは 可愛いから魅きたつからねー 呼び込みしていても・・・芸能スカウトが来ても不思議じゃぁーないヨ あのね 安斉なんとかってモデルの子 って知ってる? 似てるんだけど あの子よりも口元が可愛くて・・・言われたこと無い?」
「はぁ 誰ですか? その人?」
「まぁ いいよ さぁ もう ひと踏んばり 今日は4時までね」
だけど、その後も終わり近くになって、リュックを背負った男性4人組がやって来て、たこ焼き串とお好み焼きをそれぞれが頼んでいて、山に登って降りてきたところらしくて、腹が減ったと私達に向かって、話していたんだけど、急に私に
「君 可愛いねぇー バイト? この辺の人? 名前なんて言うの?」とか、だけど、朋子さんが遮ってくれて
「お客さん達 どこから来たの?」
「うん 東京の大学のワンゲルのサークル」
「そうなのー あちこちの山 歩くの?」とか言って、私を遠ざけるように、話を逸らしてくれていたから、その間に私はお店の奥に入って片付け物とかをしていたのだ。
お店の片付けを終えて、みんながほっとして休んでいる時に、リーダーが私に
「マオちゃん あなたはねー いつも笑顔で人あたりも好いしー 悪くはないと思うよ お客さんも、そのお陰で買ってくれる人も居るし・・・ だけど、あなたは自分が他の女の子より可愛くて美人だってこと自覚してる?」
「ハァ? そんなこと・・・」
「自覚してないよねー 誰にでも笑顔振りまいて 優しく接するしー 誰にでも好かれるよねー」
「あのー 私 そんなつもりじゃーぁ チャラチャラしてるみたいですか?」
「ちがうの ウチが気になるのはー マオちゃんは美人なのよ 人間 顔で差別するんじゃぁないけど 最初は見た目なんだよ 違うのよ マオちゃんは うまく言えないけど、その自覚があれば それなりの雰囲気が出てくるはずよ お高く留まれって意味じゃぁないよ 近寄りがたいものってあるじゃぁない? 凛とした雰囲気って で ないと このままじゃぁ なんでもかんでも男が寄って来るヨ! それを振り払うだけでも、マオちゃんが苦労するからね」
「・・・マオは リーダーの言っているこ
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