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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第137話 毒と愛、魅了する対決!ココVSクルゼレイ!
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魔王派の悪魔たちの死体が転がっていた。


「チョーシの乗り具合は過去最高だったが爽快感がねぇな。やっぱある程度は強い獲物じゃねえと気分が萎える」


 弱い上にチョーシにのった悪魔達では物足りないとゼブラは溜息を吐いた。


「がはは、あれが四天王って奴か。かつてヘラクレスが討ったっていうヒュドラよりおっかねえんじゃねえのか?」
「なんて野蛮人なのかしら。やはり男は曹操みたいな細マッチョのイケメンに限るわね」
「……おい、ジャンヌ。お前さりげなく俺の事を馬鹿にしてねえか?」
「あら、何の事かしら?」


 するとそこに逞しい筋肉を持った大男と金髪の美少女が現れてそんなやり取りをし始めた。


「二人とも、そこまでにしておけ。僕達の目的は四天王との戦いだろう?」
「おっとそうだった、こんなバカ女と漫才してる場合じゃなかったな」
「誰がバカよ!あんたに言われたくないわ!」


 そこに剣を持った銀髪の青年が現れて二人をなだめる。すると大男は頭をかきながら金髪の少女を馬鹿にしてそれに対して少女はシャーッと蛇のように威嚇しながら怒った。


「やあ、君が四天王のゼブラって人かな?僕はジークフリード、英雄派の一員さ。早速で悪いんだけど僕達の新しい力の実験台になってくれないかな?ようやくグルメ細胞を貰えてね、この力を使いたくてウズウズしていたんだ」


 銀髪の青年は自身をジークフリードと名乗りどう猛な笑みを浮かべると剣をゼブラに付きつける。


「俺の名はヘラクレス!俺も新しいパワーを使いたくて仕方ねえんだ!おいオッサン、悪いが加減は出来ねぇぜ?」
「ジャンヌ・ダルクよ……はぁ、戦闘狂に暑苦しい上に筋肉の大男……おまけに野蛮人しかいなくて気が滅入るわ。早く終わらせて曹操に褒めてもらおっと。ふふっ、いっそデートに誘ってみるのも悪くないわね」


 大男はヘラクレスと名乗り気合を入れる。逆にジャンヌと名乗った少女は面倒くさそうに溜息を吐きながら急に顔を赤らめて何かを呟いていた。


「……なんだ、まだいるじゃねえか。チョーシにのった奴らが……」


 ゼブラは3人になんの興味も湧かなかった、ただチョーシに乗った奴らをぶちのめす……それだけを考えてゼブラは戦闘態勢に入るのだった。



―――――――――

――――――

―――


 一方そのころ、ココは旧魔王派の幹部であるクルゼレイ・アスモデウスと交戦していた。


「お前達、その不届き物を排除しろ」


 クルゼレイがそう命令すると魅了された天使達やエクソシストがココに襲い掛かってきた。


 ココは指から毒を垂らし迎撃の準備を構える、しかしそこにガブリエルが悲痛の声で叫んだ。


「お
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