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夢幻水滸伝
第三百四十九話 迅速な攻略その十三

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「それでや」
「寝ることですね」
「そして食べることですね」
「そうすべきですね」
「そや、それで忘れてはあかんのは」
 トウェインは将兵達に話した。
「寝る前にガムを噛むんや」
「それは忘れてはいけないですね」
「絶対に」
「食べた後はガムを噛む」
「絶対に」
「歯を磨けへんならな」
 そうした状況ならというのだ。
「ガムを噛んでや」
「歯垢や食べカスを取る」
「糖分等も」
「そうすることですね」
「特に酸味の強い柑橘類が出るなら」
 食事にというのだ。
「絶対にや」
「ガムを噛むべきですね」
「そして歯に付いた酸味を取る」
「そうすることですね」
「そや」
 まさにというのだ。
「さもないとな」
「虫歯になりますね」
「歯周病にも」
「特に酸味の強い柑橘類は危険です」
「虫歯の危険が大きいです」
「ライムなんか食うとな」
 この柑橘類をというのだ。
「特にや」
「危険ですね」
「歯に悪いですね」
「だからこそですね」
「特にガムが必要や、そうやなくてもな」
 普通の食事の時にもというのだ。
「ほんまな」
「ガムは大事ですね」
「口の中を清潔にするにあたって」
「虫歯や歯周病にならない為に」
「寝る前に噛むことですね」
「虫歯や歯周病を侮ったらあかん」
 トウェインは強い声で言った。
「ほんまな」
「痛みで集中力が落ちます」
「またよく寝られなくもなります」
「よく噛めず消化不良の原因にもなります」
「そうしたことを考えますと」
「そや、ほんまな」
 トウェイン自身もガムを噛むことを考えつつ話した。
「寝る前はな」
「ガムを噛むことですね」
「そして歯垢や食べカスを取ることですね」
「そうして口の中を奇麗にする」
「そのことを忘れないことですね」
「そや、そうして寝るで」
 こう話して実際にだった。
 トウェインは将兵達に寝る前にガムを噛ませ自分もそうした。デリーロ達との最後の戦が近付いていることを感じつつも将兵達の健康のことも考えているのだった。


第三百四十九話   完


                  2024・4・8
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