第六幕その八
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「これからはね」
「努力してだね」
「出来る様になるんだね」
「うん、最初は誰も出来ないってね」
「そうそう、誰もだよ」
「最初はそうだよ」
二匹もその通りだと答えます。
「出来ないよ」
「何だってね」
「だからね」
そうであるからだというのです。
「僕もね」
「努力してだね」
「そうしてだね」
「出来る様になるよ」
大車輪をというのです。
「何時かね」
「うん、頑張ってね」
「是非共ね」
二匹は強い声で言うカルロスにエールを贈りました。
「そうしてね」
「応援しているよ」
「有り難う、高校生になっていたら」
その頃にはというのです。
「出来る様にね」
「なるね」
「そうだね」
「そう努力していくよ」
こう言うのでした。
「そして出来たらね」
「嬉しいよね」
「やったってなるのね」
「その喜びを噛み締めたいよ」
こう言うのでした、そして実際に五人で鉄棒もしました。そうして遊んでからお昼に公園ノバーベキューのコーナーに行ってです。
そこにあるバーベキューの施設と食材を公園の管理人さんにお借りして受け取ってそうしてでした。
バーベキューを作ります、おずの国の科学と魔法が用いられたバーベキューの器具はすぐに準備が出来てでした。
火が出ました、その火が下にある網の上で山の幸のお肉やお野菜を焼いて食べますが。
おばさんは兎のお肉を食べて言いました。
「これまたね」
「美味いよ」
おじさんも兎のお肉を食べて言います。
「鶏肉みたいな味でね」
「いいわね」
「おソースにもあって」
「どんどん食べられるわ」
「兎ってそうなんだよね」
トトは今は鶉のお肉を食べています、そのうえで言うのです。
「鶏肉みたいな味でね」
「美味しいわよね」
「そうだよね」
ドロシーに笑顔で答えました。
「兎は兎でね」
「そうなのよね。あと私今鴨を食べてるけれど」
ドロシーはそちらのお肉も食べています。
「こちらもね」
「美味しいね」
「それで兎もね」
この生きものもというのです。
「おばさん達が言う通りにね」
「美味しいよね」
「鶏肉みたいな味でね」
「それでドロシーもだね」
「後でね」
「いただくね」
「ええ、鴨肉を食べて」
そうしてというのです。
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