第三千四百二十六話 変身や変装は
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第三千四百二十六話 変身や変装は
イタリアも帰ってからロマーノに伯爵さんのことをお話しました、するとロマーノもこんなことを言いました。
「あの人死んでないだろ」
「兄ちゃんもそう思うよね」
「実は俺も見たんだよ」
イタリアに真顔でお話します。
「あの人な」
「そうなんだね」
「それも何度かな」
「やっぱりあの人いるよね」
「今もな、あとな」
ロマーノはいぶかしむ顔でさらに言いました。
「あの人変装するだろ」
「そんなお話あったかな」
「変身もな」
「聞いた気がするよ」
「だから本来の姿でなくてもな」
「俺達見ているかも知れないんだね」
「ああ、あの人についてはな」
本当にというのです。
「有り得るだろ」
「変装や変身はね」
イタリアも言います、それは否定していない言葉でした。
第三千四百二十六話 完
2024・5・20
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