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夢幻水滸伝
第三百四十九話 迅速な攻略その三

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「果たして」
「それは無理です」
「幾ら何でも」
「それは出来るものではありません」
「到底」
「そやからな」
 だからだというのだ。
「ゲリラの相手よりもな」
「街や村の攻略ですね」
「それを進めていっていますね」
「我が軍は」
「そや、わい等の目的は何かもな」 
 このこともというのだ。
「しっかりと認識するとな」
「テキサス州の攻略ですね」
「敵を降すことです」
「戦に勝ち」
「そのうえで」
「ゲリラと戦うことやない」
 こう言うのだった。
「それやとな」
「まさにですね」
「街や村を攻めることですね」
「ゲリラの相手をするよりも」
「人を攻めるのが上計、城を攻めるのは下計というけどな
 トウェインはこの言葉も出した。
「それ以上にな」
「ゲリラと戦うことはですね」
「城を攻めるよりも下ですね」
「そうですね」
「今のわい等にとってな、それでな」
 その為にというのだ。
「わい等もや」
「街や村を攻めていっていますね」
「そして攻略して」
「ゲリラの拠点を潰し」
「それ以上にテキサス州を攻略していきますね」
「そうする、そしてな」
 そのうえでというのだ。
「我が軍は次はや」
「ハーンですね」
「あの街に向かいますね」
「そうして攻略しますね」
「あの街も降らへんかった」
 そうだったからだというのだ。
「そやからな」
「攻めますね」
「我々が向かい」
「そうしますね」
「そうするで、そしてな」
 そのうえでというのだ。
「ハーン以外の街もな」
「降らないのなら」
「そのまま攻めていきますね」
「そうしていきますね」
「我々は」
「そや」 
 まさにというのだ。
「そうするで」
「わかりました」
「では次の降らない街に向かいましょう」
「そして攻略してです」
「ゲリラの拠点をなくしていきましょう」
「そうするで」
 こう言ってだった。
 トウェインはテキサス州の掌握を進めそれと共にゲリラの拠点をなくしていっていった、それは仲間達の軍も同じであり。
 テキサス州の掌握を進めていき同時にゲリラの拠点をなくしていった、拠点をなくしたゲリラは降伏するか撤退するしかなく。
 デリーロ達の戦力は日増しに少なくなって言っていた、デリーロはその状況を受けてヒューストンでガーランドとオコナーに言った。
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