第五幕その十二
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「きっとです」
「そうした娘達のままでいてくれるわね」
「絶対に」
「そしてオズの国も」
「皆が幸せな国になります」
「そうなるわね」
「何があっても」
それこそというのです。
「そうなっていくわ」
「そうですね」
「そうなる様にしていくわ」
ドロシー本人も言いました。
「私もね」
「そう言ってよね」
「そう考えてね」
そうしてとです、おばさんにステーキを食べつつ答えました。
「やっていくわ」
「そうよね」
「四人でね」
自分だけでなくというのです。
「仲よくね」
「やっていくのね」
「これからもね」
「ドロシーのそうしたところもいいのよ」
おばさんはにこりと笑って言いました。
「本当にね」
「そうなの」
「自分だけじゃなくて他の人もこともね」
「考えているっていうのね」
「それも第一にね」
「そのこともいいの」
「だからオズマ姫達もって言うでしょ」
自分だけでなくというのです。
「ちゃんと立ててね」
「そのことがいいのね」
「ええ、自分ファーストじゃないわね」
「そういうのはね」
どうにもとです、ドロシーはおばさんに答えました。
「好きじゃないから」
「ましてや自分オンリーじゃないわね」
「それはもっとね」
自分ファースト以上にというのです。
「好きじゃないわ」
「そうなのね」
「そう、だからね」
それでというのです。
「それは絶対によ」
「ない様にしているわね」
「私だけで出来ることなんて限られてるし」
「四人一緒だとなのね」
「色々なことが出来るから」
だからだというのです。
「それ以上に皆と一緒だと楽しいしいい娘達だし」
「オズマ姫達も立てているのね」
「そうなの」
こうおばさんにお話します。
「私はね」
「そうなのね」
「そう、そしてね」
それでというのです。
「これからも私はね」
「四人の評判がよくなる様に」
「そして皆がね」
自分達四人の王女達だけでなくというのです。
「幸せになる様にね」
「していくのね」
「評判も良くなる様にね」
「いいことね、それじゃあね」
「ええ、これからもね」
まさにというのです。
「私はオズマとベッツイ、トロットそしてね」
「他の皆を立てて」
「そして一緒にね」
そうしてというのです。
「楽しくやっていくわ」
「そうね、じゃあ頑張っていってね」
「そうしていくわ」
おばさんに笑顔で答えました、そうしてです。
ドロシーは皆と一緒にステーキも他のお料理も食べました、最後のデザートの苺のタルトも楽しんで後はお風呂にも入ってその日はゆっくりと休んだのでした。
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