暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊超決戦
第十四話 微かに見えたその十四

[8]前話 [2]次話
「だからね」
「俺達だって休まないとな」
「熱を持ち過ぎない様にな」
「そうだよな、機械だってな」
 桜田はまさにと答えた。
「休まないとな」
「そうだぞ」
「というか強制的に休まさせられるな」
「私達が動きたくてもね」
「当たり前だろ、ヒートアップしたら駄目だからな」
 陣も言ってきた、陣はアイスコーヒーを飲んでいる。
「機械、ロボットだってな」
「時々休んでか」
「ボディを冷やすか」
「そうしているのね」
「そしてメンテナンスもな」
 これもというのだ。
「しているんだよ」
「機械も休みなしではいられないな」
 スタッグも言ってきた。
「やはり」
「ああ、本当に人間と同じでな」
「休息も必要だな」
「さもないとすぐに壊れるぞ」
「人間だとすぐに倒れてか」
「そうなってな」
 それと共にというのだ。
「そうなるんだよ」
「そういうことだな」
「そうだよな、あとさっき恐竜屋でカレー食ったけれど」
 桜田は昼食の話もした。
「美味かったな」
「そうだったな」
「こちらにもお店があってね」
 岩崎と宇佐見はそれでと微笑んで応えた。
「美味しかったわね」
「食べてよかった」
「ああ、けれどあそこの社長さん今会長さんだったか?」
 桜田も彼のことを話した。
「ヤツデンワニさんだったな」
「まさか会長が人間じゃないとかな」
「凄いことだな」
「そうよね」 
 チダもゴリサキもウサダも言うことだった。
「考えてみたら」
「よく生き残ったな」
「それで会社をやってるなんてな」
「それで全国チェーンにするなんて」
 桜田はさらに言った。
「凄いよ」
「商才があるってことだ」 
 陣は桜田に話した。
「要するに」
「だからか」
「会長さんにまでなってな」
 そうしてというのだ。
「お店を全国チェーンにまでな」
「したか」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「ヤツデンワニさんもな」
「意外な才能だな」
 スタッグはこう言った。
「あの人の話を聞くとな」
「商才はだな」
「縁がない気がする」  
 こう陣に話した。
「だからな」
「俺もそう思っていた、しかしな」
「恐竜屋の今を見るとな」
「実際にだよ」
「あの人には商才があるんだな」
「そうだよ」 
 まさにというのだ。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ