第十四話 微かに見えたその十三
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「僕も」
「そうだね」
「聞いていますと」
彼の行いをだ。
「とても」
「それは誰も無理だよ」
黒木も否定しなかった。
「それこそね」
「そうなんですね」
「そうだよ、だから」
黒木はさらに話した。
「人を見極めること」
「それが大事なんですね」
「ゴセイジャーやゴーバスターの皆は信頼出来て」
「お父さんもですね」
「そう、そうした人達は信じて」
そうしてというのだ。
「バスコの様な人達は信じたら駄目なんだ」
「そうした人達には近寄らないでね」
仲村はこう望に話した。
「絶対に」
「そうすることですね」
「間違いなく利用してくるから」
「自分の為に」
「そうしてくるから」
だからだというのだ。
「絶対にね」
「信じないことですね」
「本当にね」
「そうします」
確かな声でだ、望は答えた。
「僕も」
「ええ、そうしていったらね」
「いいですね」
「望君にもね」
「そうです、望も人を見て下さい」
是非にとだ、天知も言ってきた。微笑んでそうした。
「そうしてです」
「信じられる人を信じる」
「そうして下さい」
「そうするね」
こうした話をするのだった、そのうえでカレーを食べていた。恐竜屋のカレーは実に美味いものだった。
ゴーバスターズの面々は今は那覇市でドクターマンを探しその後で休憩を摂っていたがそこで宇佐見は言った。
「やっぱり暑いわね」
「沖縄はな、だからだ」
岩崎はアイスティーを飲みつつ宇佐見に話した。
「時々こうしてだ」
「休憩を摂って」
「そして水分もな」
「摂ることね」
「さもないとな」
そうしなければというのだ。
「熱中症になりかねない」
「そういうことね」
「無理はしないことだ」
「そうだよな」
桜田はアイスミルクを飲みながら言った。
「さもないとな」
「倒れる」
「倒れたらな」
「本末転倒だ」
「皆ね」
宇佐見はカルピスを飲んでいる、そのうえでさらに言うのだった。
「そうしているわね」
「ああ、俺達だってな」
「ちゃんと休まないとな」
「ヒートアップするからね」
チダとゴリサキ、ウサダが宇佐見に言った。
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