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異界って本当に怖いのか?
痲舖兎

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私は長久命の長助と向かい合い言った。
「あなたがこういうのに来るのって珍しいね」そう言うと彼は言った。「そうでもない。そして爾の服装はここに相応しくない。何故軍服を着るのだ。」やっぱり微妙に話をすり替えてくる。何年も続いてるし別れるか?まあいい私は「誰が何着ていてもいいでしょ?」と言った。
一方ルイはΔM?Ε?M?Ε?Δと共に歩いていた。「ああ...何か食べますか?」ルイはΔM?Ε?M?Ε?Δに言った。だがΔM?Ε?M?Ε?Δはなにも言わず歩いている。「ええと...何か興味ある物はありますか?」ΔM?Ε?M?Ε?Δは無言で無表情で歩く。ルイは気まずそうにしているがそんなのお構いなしにΔM?Ε?M?Ε?Δは前へ突き進む。ルイは食べたい物を何度も見つけたがΔM?Ε?M?Ε?Δが問答無用で前へ行くためなにも食べられず少し腹が立っていた。腹が立っているルイの血液は少しずつ温度が高くなっていった。そんなところでΔM?Ε?M?Ε?Δは歩みを止めた。目の前にはマリクとマジョリアがいた。マリクはこちらに気付くと嬉しそうに子供のように来たがマジョリアはジト目で大人っぽくゆっくりと歩いてきた。マリクはΔM?Ε?M?Ε?Δの前に行き純粋無垢な声で言った「ΔM?Ε?M?Ε?Δちゃんも来てたんだ!一緒に何か食べよ!」それを聞いたマジョリアは溜め息を吐いた後言った。「マリク。もういい歳なんだからいい加減その幼稚な言葉遣いを止めなさい。」マリクの着ているローブはゆらゆらと揺れそのローブの中の無数の口が「何で?」と言い顔の方についている口は「そういうものなのかなぁ」と言った。マリクの表情は常にニコニコとしており感情が読み取れない。それを見たルイは少しホッとしたようやく食事がとれると思ったからだ。だがマリクはそんなことは知らずその純粋無垢な潰れた目でルイを見ると「お姉さんも遊ばない?」と言った。それを見ていたマジョリアは背中のマントを貫通して生える杖を拭きながらを言った。「ルイさんもいろいろとつかれてるように見えるので止めといた方が良いですよ。」それを聞いたマリクは「ええー」と言った。
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