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人生コンティニューしたらスクールアイドルを守るチートゲーマーになった
99話 初恋はGalactic
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少しだけ昔。
浦の星女学院だった、学校廃校がいまだに現実味は帯びていないそんな時代。
この時代……怪人の襲撃もまた信憑性に欠けながらも、根強く存在した。なぜなら、実際に襲われた人が一定数いるのだから。
「……!」
「「「「「グルルル……!」」」」
下校途中にその事例となった少女がいた???高海志満。この時高校2年生の、十千万を切り盛りする高海家の長女。
「来ないで???!!」
何の怪物かは分からない。だが、明らかに人間ではない異形の存在が、手では数えられない数いる。
手が震える。足がおぼつかない……逃げられない。
「ッッッッッ!!!」
襲いかかる怪人たち????今まで感じたことのない命の危機……そんなもの生涯感じた事はなかった。おそらくこんな田舎に住んでいれば一生味わう事ないだろうに???
一筋、恐怖を象徴するような涙を流した。
次の瞬間。
【ギガヒット!!】
怪人は爆音とともに消えていた???残ったのは、仮面を装着している者。
どこか竜を思わせるそんな風貌の存在が彼女に一言。
「大丈夫か?」
「あ、はい……」
「よかった???志満が無事で。」
「え、何で私に名前を…?」
「あっ!??ま、まぁ、無事ならいいんだ。」
その存在は思い出したかのように頭を抱えたが、何かを思ってその場から立ち去ろうとする。
「待ってください!」
「!?」
「貴方は誰????」
考え込んだ彼は????思い出したようにその名を明かした。
「俺は仮面ライダー。仮面ライダークローズだ!!」
〜〜〜〜〜
「ということがあったのよね〜」
「あー!思い出した!確か、しいたけが珍しく逃げ出したんだよ!」
「そうそう。しいたけが私のところまで来たんだよね〜」
「さすが我が家の番犬〜!」
美渡にわしゃわしゃされて、わふん!と胸をはるしいたけ。
そしてそんな隣でコーヒーを不味そうに飲む竜介。
「どうしたの竜介くん?コーヒー苦かった?」
「いや、俺苦いの好きだぜ。」
「よかった、間違ってなくて。」
「(まずい……今思い出したわ。俺こんなこと言ってたのか!?)」
志満の話に出てきた仮面ライダークローズとは言わずもがな、この浦江竜介のことである。
竜介のクローズへの初変身は中学3年生。怪人の出現は今とは比較にならぬほど低かったため、実戦経験はそこまでできたものではなかったが、それでも類稀なる身体能力は仮面ライダークローズを運用するに事足りていた???正体秘匿への重大な過誤がなければ。
志満はその思い出話を続ける。
「あの頃私は高校2年生だったから、竜介くんは高校1年生、美
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