第三千四百六話 お家に戻って妹さんから
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第三千四百六話 お家に戻って妹さんから
日本はセーシェルから帰宅しました、するとすぐに妹さんから言われました。
「あの、伯爵さんがどうも」
「伯爵というと」
「はい、あの伝説の」
「あの方が生きておられるのですね」
「その様です」
「やはりそうでしたか」
日本も驚いていません。
「私にいると聞いていましたが」
「どうやらフランスさんに旅行に行かれて」
「その時にですか」
「フランスさんがご覧になられた様です」
「元々あちらの方ですし」
日本は神妙なお顔で応えました。
「それで、ですね」
「はい、よくご存知なので」
「実際にお会いしたこともありますし」
「だからおわかりになられた様です」
「そうなのですね」
「はい、それでは」
「私も驚きません」
日本もその人が生きていると聞いて冷静でした、そして不老不死というものは決して否定出来ないことも再認識するのでした。
第三千四百六話 完
2024・5・10
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