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夢幻水滸伝
第三百四十八話 オクラホマ州掌握その一

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               第三百四十八話  オクラホマ州掌握
 アーカンソー州から十万の援軍が来た、するとスタインベックは貝殻でトウェインに対して言った。
「おおきにです」
「ああ、航空隊に列車砲も送るさかいな」
 トウェインはスタインベックに話した。
「それでや」
「オクラホマシチー攻略ですね」
「頼むで、そしてや」
「街を占領して」
「そこからさらにな」
「州全体の掌握ですね」
「それを頼むで」
 こう言うのだった。
「そこから」
「はい、多分ですが」
 スタインベックはこう前置きしてトウェインに話した。
「オクラホマシチーを陥落させたら」
「それでやな」
「州の趨勢は決しますので」
「後はかなり有利になるな」
「そうなります」
「ほなな」
 トウェインもそれでと応えた。
「やってくれ」
「それでは」
「それでオクラホマの後はな」
 そこからのこともだ、トウェインは話した。
「テキサスにや」
「攻め入りますね」
「そうしてもらうで」
「わかりました」
 スタインベックはそれならと応えた。
「そうさせてもらいます」
「そや、そしてそれはな」
「ニューメキシコ州のホイットマン達も同じで」
「それでや」
「複数の方向からですね」
「攻めてな」
 そうしてというのだ。
「テキサスをや」
「攻めますね」
「そうするんや」
「わかりました」
「あの州は広いが」
 テキサス州はというのだ。
「複数の方向からな」
「攻め込めば」
「大軍を利用してな」
 戦力の優位をというのだ。
「そうしたらな」
「勝てますね」
「そや、それでや」
 その為にというのだ。
「まずはな」
「オクラホマシチー攻略ですね」
「宜しく頼むで」
「はい」
 スタインベックは確かな声で応えた。
「そうさせてもらいます」
「オニールと一緒にな」
「これから戦力を集結させて」
「十万の援軍も迎えて」
「そしてです」
 そのうえでというのだ。
「大軍で包囲して」
「攻めるな」
「一番ええのは」 
 こうもだ、スタインベックは話した。
「敵の補給路を攻めることですね」
「それな、街を攻めるよりな」
「補給路を攻めれば」
「敵は戦えん様になって」
 そうしてというのだ。
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