第十四話 微かに見えたその九
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「そしてだ」
「手本にしてな」
「自分を高めることだ」
「それが大事だな」
こうした話をだ、ゴセイジャーの面々は沖縄で話した。そうした話をしているその時に天知は黒木それに仲村と会ってだった。
共に店でカレーを食べていた、天知はカレーを食べつつ息子の望に言った。
「望、美味しいですね」
「うん」
望は明るい声で応えた、見れば笑顔になっている。
「このお店のカレーも」
「全くですね」
「恐竜屋のカレーはです」
仲村が微笑んで話した。
「この通りです」
「美味しいのですね」
「そしてです」
天知にさらに話した。
「チェーン店なので」
「何処でもですね」
「食べられます」
このことも話した。
「日本全国にお店がありますので」
「でしたら」
天知は仲村の話を聞いて微笑んで話した。
「今沖縄にいるゴセイジャーの皆さんも」
「ゴーバスターズの子達もですね」
「このカレーを食べられますね」
「そうなります」
「森下君も行っている」
黒木は彼の名前を出して話した、見ればその場にいる全員がビーフカレーにスプーンを使って食べている。
「だからな」
「彼にもですね」
「話してな」
そうしてと仲村に話した。
「食べてもらおう」
「沖縄にも恐竜屋がありましたね」
「ある」
黒木は一言で答えた。
「四十七の都道府県すべてにある」
「それではですね」
「行ってもらってな」
恐竜屋にというのだ。
「食べてもらおう」
「いいことですね」
「しかし恐竜屋は大きくなった」
黒木はしみじみとした口調になってこうも言った。
「昔はこの本店だけだった」
「そうだったのですか」
「それがだ」
その状況がというのだ。
「変わってな」
「今に至りますか」
「社長が代わってだ」
そうなってというのだ。
「それからだ」
「今の様になったのですね」
「全国チェーンにな」
「そうでしたか」
「ヤツデンワニ社長になってな」
彼にというのだ。
「急激にだ」
「大きくなったのですね」
「そして今に至る」
「そうですか」
「そういえばです」
天知もカレーを食べつつ言った。
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