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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第136話 女の戦い!魔王セラフォルー・レヴィアタンの本気!
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う、私の炎を動力にして動く躯の人形……この日の為に各地から死体を集めていたのです」
「なんてことを……いくら魂を奪う悪魔でも死者まで利用するのは流石にどうかと思うよ!」
「相も変わらず甘い事を……私はどんな手を使っても貴方に勝ちますわ!さあ、行きなさい!」
カトレアちゃんの合図と共に死者たちが黒い炎で出来た武器を構えて襲い掛かってきた。
「氷河時代」
私はまとめて凍らせようとしたが直ぐに氷を割って出てきてしまった。
「無駄ですわ!死者の体などとっくに冷たく凍っている!貴方の氷など無意味なのですわ!」
カトレアちゃんは須佐能乎の両手に膨大な黒い炎を集めていた。接近したかったけど死者の数が多すぎて近づけない。
「勝てる!遂に勝てますわ!あのセラフォルーに!この私が!」
カトレアちゃんは歓喜の笑みを浮かべて叫んでいた。
「……カトレアちゃん、本当に強くなったね」
「なんですの、急に?さては何かを企んでいますわね。貴方とお喋りするつもりはありませんわ」
「本心で行ってるんだよ?だって昔のカトレアちゃんは弱かったからさ、私が守ってあげないとって思ってたんだもん」
私はカトレアちゃんに本心を伝えた。
「ねえカトレアちゃん、貴方魔王にならない?」
「……何を言ってますの?」
「私が魔王になれたのは強かったからだよ。でも今のカトレアちゃんなら魔王にもなれるんじゃないかな?私も手伝うからさ、戻ってきてよ。私は今でもカトレアちゃんを友達だって思ってるんだよ?」
私はカトレアちゃんに魔王にならないかと尋ねた。私も魔王レヴィアタンとして誇りを持ってるけどでも時々思うんだ、強くなかったら私っていらない子なのかなって。
サーゼクス君みたいな超越者と言われるような実力は無いしアジュカ君みたいな創造力があるわけでもない。ファルビウム君みたいな軍事を統括する能力もない。
魔王の上層部も私が問題を起こすたびに「カトレアに強さがあれば……」と愚痴をこぼしていたのを何度も聞いた。
それならいっそカトレアちゃんに魔王の座を譲ってあげた方が良いかなって思うの。
勿論反対されるだろうし今のカトレアちゃんの思想は危険だけどその考えを変えるきっかけは上げられると思う。
例えばG×Gで美味しい食事をすれば心も穏やかになるんじゃないかな?私も正直『食』に関してはそこまで重要視していなかった。
『サニー君、この『くりうに』のパスタ美味しいね!それに雨が降ってる静かな感じがジャズの音楽とマッチして余計に美味しく感じるよ』
『お前は馬鹿だけど感性は良いじゃん、イッセーの奴もそれくらいに理解力があればな……』
『で
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