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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第136話 女の戦い!魔王セラフォルー・レヴィアタンの本気!
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レイナーレ、いずれはアザゼル様に愛されて至高の堕天使となる者よ。覚えておくと良いわ」
「……それでその至高の堕天使様がなんの用で?」
「貴方、強いんでしょう?私の部下として雇ってあげるわ。光栄に思いなさい」
そう言ってあざ笑う堕天使の女、一瞬殺してやろうかと思ったが退屈していた俺はその誘いに乗ることにした。
そしてレイナーレの部下になったが結局退屈なのは変わらなかった。今日も生贄になるアーシアちゃんと一緒に悪魔を召喚した奴をぶっ殺していく。
(もう飽きたなぁ……いっそ俺がレイナーレの企みを潰してやろうか?そうすりゃあのヒステリック女は滅茶苦茶キレるだろうしなぁ)
俺はレイナーレの計画を台無しにしてやろうかと考えた。
まず手始めに奴が執着しているアーシアちゃんを犯して殺してレイナーレに付きつけてみようと思った、きっと奴らはブチ切れて襲い掛かってくるだろう。
そしたら奴の部下である3人の堕天使の首を切り落としてレイナーレもダルマにする、その後は玩具として遊んでやろう。
俺は頭の中でそう計画して実行しようとした。だが……
「何か壁にかいてあるぞ、これは…」
「『悪い事をする人はおしおきよ!』って聖なる言葉を借りたものさ」
あの日、俺は兵藤一誠と出会った。
最初は迷い込んだ一般人かと思った、アーシアちゃんと知り合いなのは偶然とはいえ面白いと思いこのままコイツをダルマにして目の前でアーシアちゃんを犯してやろうと思った。
だが気が付いたときには俺は顔面を殴り飛ばされて気絶していた。しかも命を奪わずに放置までされる始末……!
(ふざけやがって!俺は殺す価値も無いってか!?こんなにも舐められたのは生まれて初めてだぜぇ……!!)
「フリード!アーシアを奪われるなんてとんだ無能ね!期待した私がバカだったわ!そもそも愚かしい人間が……」
俺は怒りで頭の中が染まっていた。アバズレクソビッチ堕天使がなにか叫んでいたが俺は気にもしなかった。
そんなことよりどうやってあの野郎を殺すか、それしか頭になかったからだ。
だが鈍っていたとはいえシグルド機関で殺しの教育を受けていた俺を一瞬で倒した奴だ、悔しいが今のままでは勝てないと判断する。
俺はレイナーレにアーシアのいる場所を突き止めてくると適当にでっち上げて逃げた。後になって知ったがレイナーレ達はイッセーにボコボコにされたらしい、まあそうなるわな。
「取り合えず鈍っていた感を取り戻すか」
俺は逃亡を続けながら悪魔や堕天使、妖怪などを狩ってかつての感覚を取り戻そうとしていた。そんなある日のことだ、また俺に接触してきた奴らが現れた。
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