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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第136話 女の戦い!魔王セラフォルー・レヴィアタンの本気!
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という言葉に俺は何も言えなくなってしまった。既に10代中半、あと数年で俺はお陀仏だと?


 信じられなかった、いや信じたくなかった。だってそうだろう?今まで信じていた神、やってきた行い、そして俺の人生の何もかもが意味がなかったって事じゃないか。


 あんな連中に好きに利用されて材後はゴミのように捨てられる……それが俺の人生だって言うのかよ?


 俺はフラフラと足取りを重くしながらその場を後にした。


 そして後日隙をついて奴らの部屋に侵入してある資料を見つけた、それは英雄シグルドのクローンについてのことだった。


「……」


 そしてそこにも俺達は長生きできないと書かれていた、あいつらが言っていた事は事実だった。


「……キヒッ」


 それが分かったとたん俺の中で何かが切れた、気が付けば剣を振るい銃をぶっぱなし施設を運営していた大人どもを血祭りにあげていた。


「フリード!貴様狂ったか!?」
「イエ〜ス、ボクちん狂っちゃった〜♪」
「お前ら、奴を殺せ!」


 施設で一番偉いデブの言葉に俺と同じシグルドのクローンの同僚たちが襲い掛かってきた。


「なんてことを!」
「裏切者め、我らが正義の刃で死ね!」


 神や教会の連中を盲信しながら突っ込んでくる同僚たちを冷たい視線で殺していく俺、下手をしていたら俺もこんな風になっていたかもしれないと思うとゾッとするぜ。


「わ、私を殺す気か!?待て!考え直せ!」
「俺はあと数年の命なんだろう?」
「ど、どこで聞いた!?何処の馬鹿が情報を漏らしたんだ!」
「お前らだよ」
「へっ?」


 その一言でキョトンとしたデブの顔は傑作だったな。その後デブは腹を銃弾で風穴を開けまくった後にゆっくりと四肢を徐々に切り落としダルマにした。


 そしてガソリンをぶっかけて施設ごと燃やしてやった。


「さぁて、好きにやらせてもらうかね」


 俺は自由になった、今までできなかったことを残りの人生で楽しんでやる。俺はそう思い燃える施設を後にするのだった。


 その後俺は好き勝手に生きた。美味い飯をたらふく食って酒に酔いしれる、娯楽も存分に楽しんだ。金はその辺のクズから奪って時にはエロい女も犯してやった。自由気ままに生きていたが俺の心はまったく満たされなかった。


(つまんねぇ、なんで他の連中はこんなことして楽しいんだ?俺には全く理解できないね)


 酒を一気飲みしながらアジトにしていた廃墟で一人呟く俺、好き勝手に生きてやったのにまったく面白くもない。


「貴方がフリードね」
「あん?」


 そんな時だった、数人の堕天使が俺のアジトに来たんだ。


「私は
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