第三千四百四話 フランスが見た人
[8]前話 [2]次話
第三千四百四話 フランスが見た人
フランスは日本がセーシェルのところに行っている間オリンピックの準備を進めていました、その間にもです。
パリには大勢の観光客が来ています、そのこと自体は何でもないことですが。
ふとです、シャンゼリゼ通りで。
「久し振りです、ここに来るのは」
「前に来られたのは何時ですか？」
「さて、何時だったか」
アジア系の観光客の人達の間にです。
白人の人がいたのですがその人は。
「！？まさか」
フランスはその人を観て驚きました、そしてお家で妹さんに言いました。
「伯爵さんだったかもな」
「えっ、まさか」
「いや、若しかするとな」
かなり真剣なお顔で言います。
「覚えてるだろ」
「ナポレオンさんがお会いしたと言っておられましたね」
「ああ、だからな」
「今も生きておられて」
「そしてな」
「観光で、ですか」
「来てたかもな」
かなり真剣に言います、そしてフランスはそのお話を各国にしたのでした。
第三千四百四話 完
２０２４・５・９
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除