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私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
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、ぼやかしながら言ってみたら

「・・・遠いとこって? 大阪とか神戸?」

「ううん ・・・ もう いいの! 私 お母さんのことも好きだもの 側に居たいの」

「マオ・・・ 良い子すぎなのよー お母さんには・・」お母さんは、涙を見せたくないのだろう トイレに立っていた。

 8月が近づくと、姉ちゃんも夏休みになるのか、お母さんに

「旅行に行っていい? 奄美大島」

「えぇー お泊り?」

「そう 3泊4日」

「誰と行くの?」

「うーん 大学のお友達」

「だけ? 男の子は?」

「まぁ 一緒 用心棒代わりだよー 女だけだと不用心じゃん」

「あなた 遊んでばっかーで お金は出てきませんよー」

「う〜ん ちょっと 援助してよー」

「ダメ! 家のことはマオにばっかり押し付けておいて マオはなんでも我慢しているのよー」

「マオはさー 可愛くて、スタイルも良いし 勉強も出来るから 恵まれてるんだよー ウチは 友達もいっぱい作って、お付き合いしていかなきゃー 人気者にならないと、男の子からも相手されないんだよー」

「べつに マオは 男の子なんか相手にしてません!」

「そーでも ないんだよ お母さん知らないだけで マオは、この沿線じゃぁ 一部の男の子に真織の ま は魔性の女の魔だって言われてるんだよ 可愛いからって、その気にさせといて、プイっと 知らんぷりするって」

「なんてことを・・・マオは そんなことしませんよ! やさしい子なんよ!」

「ふ〜ん ウワサだけなんだけどネ でも いつも 電車でも すました顔してるよ だから、男の子もひいちゃって声も掛けずらいんだって!」

「ちょっと 妹なんだから変なふうに言ったらだめよー 女の子は それで いいのよ!」と、お母さんもイライラしていた。

 姉ちゃん 私は・・・そんなつもりじゃぁ無いのよー 確かに、高校に入ってから、何人かの男の子に付き合ってくれって言われて、私 いつも 何にも言えないで その場から逃げたことがある。だって 恐かったし・・・それに・・あの人のことが気になっていたから・・
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