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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第135話 戦いは続く!イッセーを狙う執念の刺客!
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弱い奴が調子こいたことしてたらムカつきますよねぇ!俺だって同じだよ、そんな奴皆殺しにしちゃうもんねぇ!」
「俺はお前にムカついてるわけじゃない、面倒だなって思ってるだけだ」
「素直過ぎて草wwwムカつき通り越して愛おしくなっちゃうよ!」
フリードは一人テンションを上げて大はしゃぎする、不気味な奴だな。何が面白いんだ?
「なあイッセー君、俺の生まれって知ってる?」
「時間稼ぎか?さっさと終わらせるぞ」
「まあ聞けって。俺はさ、試験管ベビーなんだよ」
「試験管ベビー?」
それを聞いた俺は握っていた拳を緩める。
「そそっ、教会の暗部組織『シグルド機関』っていうのがあってさ、そこは英雄シグルドを人工的に生み出すのを目的としてるわけよ。んで英雄を作る為だけに俺っちは生まれたのさ、そんで滅茶苦茶厳しい特訓に明け暮れて自由なんざ無かったって訳。酷くね?」
「そうか、生まれには同情するし改めて教会はクソだなって思うがそれはそれとしてお前がしてきた事が正当化されるなんて思うなよ?お前が悪魔を召喚しただけの無実の人間を何人も殺したのは知ってるんだからな」
「そんなこと言わないよぉ、狂ったのはそっちの方が楽しそうだったからね。でも同情の一欠けらも見せてくれないなんてイッセー君ってばキビシッ!鬼!悪魔!」
「俺は鬼でドラゴンだ」
『そうじゃないだろうが……』
俺の的外れの回答にドライグがツッコミを入れた。すまん、つい反応してしまった。
まあでもフリードが試験管ベビーなのは驚いたな。今更教会の闇を見せられても何とも思わないがある意味コイツも人の狂気の被害者でもあった訳か。
だからといってフリードがやってきた事を認める事は出来ないがな。
「俺は優秀でさ、あっという間にトップクラスの実力を得たんだよね。でもさぁ弱いくせに偉そうなことばかり言う奴らしかいなくてさぁ、うんざりしたからそいつら殺して教会を飛び出したんよ」
「それで?」
「んでレイナーレの部下になってそっからは自由よ、自由!好きなもん食って良い女を抱いてムカつく奴をぶっ殺してやったり思うがままに生きてやった!アーシアちゃんも可愛かったなぁ、一発ヤっておけばよかったよ」
「もう喋るな、不愉快だ」
俺は我慢の限界が来てフリードをぶちのめそうと奴の顔面に拳を振るう。何か情報得られるかと思って好き放題話をさせたが時間の無駄だったな。
「でもさぁ、そんだけ好きに生きてやったんだけど俺の心は満たされなかったんだよねぇ」
「なっ……!?」
だがフリードは指一本で俺の拳を止めてしまった。奴は真顔になって頭をかきながら心底つまらなそうにそう呟いた。
「お前、一体なにを……?」
「つまらな
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