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夢幻水滸伝
第三百四十七話 オクラホマの攻防その一

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                第三百四十七話  オクラホマの攻防
 オクラホマ州はスタインベックとオニールが攻めることになっていた、それでスタインベックは陣地でオニールに言っていた。
「準備は整ったしトウェインさんからゴーサインが出た」
「ほなですね」
「今からな」
 オニールに笑顔で話した。
「侵攻開始や」
「そうしますね」
「もう航空隊は動いてるし」
「侵攻を開始して」
「敵の陣地の前に来たらな」 
 その時にというのだ。
「空からの攻撃がはじまるわ」
「そうなりますね」
「そしてな」 
 そのうえでというのだ。
「陸からもや」
「攻撃を開始して」
「空と陸から同時にや」
「攻撃を行い」
「そしてな」 
 そのうえでというのだ。
「敵の陣地をや」
「突破しますか」
「そうするで、そしてな」
「オクラホマ州全体をですね」
「攻めるで」
「予定通り」
「それで第一目標はな」
 スタインベックはそちらの話もした。
「州境の敵の防衛ラインを突破したら」
「オクラホマシチーですね」
「あの街をや」 
 まさにというのだ。
「攻めてな」
「攻略しますね」
「そしてあの街を拠点として」
 そのうえでというのだ。
「州全体をな」
「掌握しますね」
「そうするで」
「わかりました、そうしましょう」
 オニールもそうすべきと頷いた。
「これまで軍議を重ねてきまして」
「どう攻めるか考えてきたけどな」
「やはりですね」
「そうして攻めていくべきやな」
「はい、州境の敵の防衛ラインを突破したならば」
「二十万の兵で一気にな」
「南下していき」 
 そしてというのだ。
「そのうえで、ですね」
「オクラホマシチーをな」
「掌握しますね」
「オクラホマ州はあの街が中心にあってな」
 そうした地理的状況でというのだ。
「あそこを掌握したらな」
「州の各方面に進めます」
「そうなるさかいな」
 だからだというのだ。
「まずはな」
「あの街ですね」
「攻め落とすで、敵もそれはわかってるが」
「数と装備を用いて」
「攻めていくで、そして州を掌握するまでは」
 それまではというのだ。
「テキサス州には入らへん」
「州の掌握に専念しますね」
「何が一番大事か」
 スタインベックは腕を組んで言った。
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