第十三話 沖縄へその十一
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「こうしたものだ」
「この季節でもなんだ」
「夜でもな」
「暑いんだね」
「この通りな」
「半袖でもね」
速見がそれでもと言った。
「充瑠の言う通りにね」
「暑いよね」
「私にしてもね」
こう彼に答えた。
「暑いわ」
「そうだよね」
「だからね」
速見はそれでと言った。
「ホテルに帰ったら」
「すぐにシャワー浴びましょう」
大治はこう提案した。
「そうしましょう」
「汗かいたしね」
「ええ、それならね」
「ホテルに帰ったら」
「まずはね」
「シャワーを浴びましょう」
「順番でね」
「確かにな」
宝路も二人の言葉に頷いて言った。
「身体も奇麗にしないとな」
「駄目でしょ」
「ああ」
大治にその通りだと答えた。
「本当にな」
「だからね」
大治は宝路にも話した。
「ホテルに帰ったら」
「シャワー浴びるか」
「それぞれね」
「それじゃあな」
こうした話もしてだった。
キラメイジャーの面々はホテルに帰った、そしてそれぞれ順番でシャワーを浴びてから寝た。するとすっきりした。
ゼンカイジャーの面々はこの夜海にいた、船の中にいてそこで夜を過ごしていたが。
ゴールドツイカーにだ、妹のフリントが言った。
「海の船の中もいいわね」
「そうだな」
ゴールドツイカーはクルーザーのその中で応えた。
「中々快適だな」
「ヨットでもこうよね」
「だからな」
「こうしたところで暮らしてもね」
「いいな」
「いや、いいのかよ」
ジュランが兄妹にどうかという様子で言った。
「お前等ここにいて」
「ああ、俺達の船に戻らなくてか」
「戻れるだろ」
こうゴールドツイカーに話した。
「すぐに」
「そこで寝起きしてるよ」
「いつもそうしてるよな」
「ああ、けれど今日はな」
ゴールドツイカーはジュランに笑顔で話した。
「ここにいたいんだよ」
「レンタルしたクルーザーの中でか」
「ああ、それでな」
「ドクターマン探して」
「夜はな」
ウイスキーのロックを飲みながらくつろいで話した。
「ここにるんだよ」
「そうなんだな」
「別にいいでしょ」
フリントも言ってきた、その手にはビールがある。
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