第3部
サマンオサ
幼なじみとの再会
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そっか! ユウリちゃんてば、そんなにミオちんと一緒にいたいんだね!! ごめんごめん、気がつかなくて」
「ふざけたことを言うな!! こんな間抜け女、いくらでもここに置いてってやる!!」
シーラの言葉に、ユウリはパッと私の腕を離すと、食い気味に反論した。ていうかそこまでムキになって否定しなくてもよくない?
「てなわけだからミオちん、用事が終わったらまた迎えにくるね♪」
「あ、うん! ありがとね。シーラ、ナギ」
「気にすんな。じゃあ、後でな」
二人の気遣いに感謝しつつ、私は三人を見送った。
「なんか、君の仲間には申し訳ないことをしてしまったな」
「うん、でも私もルークともっと話したかったから、お城に行ったとしても気が気じゃなかったかも」
それで後でユウリに散々小言を言われるんだろうな、と私は小さく笑いを浮かべる。
「あ、でも私がしばらくここにいたら、コゼットさんも迷惑だよね」
「そんなことはないと思うけど……。でもせっかく来たんだ。だったら場所を変えよう。近くに大きな公園があるからそこに行こうか」
「うん!」
ルークの提案により、早速私たちはこの町で一番大きいと言われる公園に行くことにしたのだった。
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