第31話
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表情を浮かべてヴァンに問いかけ、アニエスの問いかけに疲れた表情で答えたヴァンが考え込んだその時3年前のある出来事をふと思い出し、更に一時期”灰獅子隊”にいた頃メイド服姿のアルフィンが自らリィンの様々な世話をしようとし、それに対してリィン達が色々と騒いでいた様子の光景を思い出した。
、
私達黒月も是非共”灰色の騎士”殿と縁談で繋がり、異世界でのメンフィル帝国と”光陣営”による大規模な宗教戦争が勃発した時のメンフィル帝国への支援もそうですが”灰色の騎士”殿達によるゼムリア側の守護のお手伝いをさせて頂きたいですね。
――――――本気でリィンとの縁談を考えているのでしたら、アシェン嬢あたりをリィンに嫁がせるおつもりですか?
さすがは魔道軍将殿。アシェン様の現在の年齢を考えると”縁談”はさすがに少々早い話ですし、”アシェン様自身も今はそのような事を考えている状況ではない”でしょうから、折を見ていずれ当主様達に提案させて頂こうと思っております。
「―――――”代案”がある、槍の聖女。その”代案”ならばわざわざギエン老の命を奪う必要なく、”黒月への戒め”にもなる。高潔な性格のアンタなら、命を奪わずに解決できる方法があるなら、その方法を選択したいんじゃねぇのか……?」
ギエンに止めを刺す為にギエンに近づいてランスを構えかけたリアンヌにヴァンが制止の言葉をかけ、それを聞いたリアンヌは動きを止めた―――――
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