暁 〜小説投稿サイト〜
私 あの人のこと 好きなのかも やっぱり好きなんだよ 昔からー
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もう キスぐらい」と、ここの包み込むような椅子で私は思う様に動けなかった。「嫌!」というぐらいで、声が出なかった。お店の人に聞こえたりして、大騒ぎになるのも恥ずかしかったから・・・
嫌がって顔を振っている私の唇をなんとか奪おうとして、手はスカートの下から私のあの部分に手を当てていて、スパッツに潜り込もうとしてきた。その時、私は渾身のチカラをこめて、彼を押しのけて「いやぁーあ」と、カバンを抱えて部屋を飛び出していた。
その後、駅まで全力で走って行ったけど、電車はまだ来なくって、ホームで座って待って居たら、彼が追いかけてきたんだ。
「ごめんよ ・・・怒った? 真織も 期待なんかしているかなって 思って・・・」
何を言っているんだろう この人は・・・相手の雰囲気読めよ! 私 そんなに チャラチャラした女ちゃうでー。何にも、応えずに黙ったままで、電車が来ても、黙ったままで乗った。次の駅で彼は「じゃぁな 又 今度な」と降りて行った。
その後、私は悔しくて、涙が滲み出てきていた。なんで、あんな奴に顔中を舐められて・・・唇も舐められたかも・・スパッツの上からなんだけど、あんなとこまで触られて・・・。畜生め! でも、あの人の顔が浮かんできて・・・神様が私に罰を与えたのかしら・・。私に、スキがあったから? 中途半端にお付き合いしていた私が悪いのよね。あの人のことを言えないわ!
その夜、あいつから電話とかラインが来ていたけど、無視していた。おそらく。もう会うことも連絡することも無いだろう。将来、お医者さんになるんだからと、不純なことを一瞬でも思った私がバカだった。あの人は今頃 牛と糞まみれになっているんだろうか それでも いい 会いたかった。会って ごめんねと あの人の胸に飛び込んでいけたら 幸せなんだろうな と 妄想を抱いていた。
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