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生徒会の一存〜とある会計補佐の日常〜(再び凍結中)
『駄弁る生徒会』其の2
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がした。ま、気のせいだろ
その後直ぐに知弦さんは勉強モードに入り、会長は二袋目のうさまろに手を出そうとしていた

「太りますよ?」

「うぐっ……だ、大丈夫。栄養を背と胸に回すんだもん!」

「因みに、腹に回った時のリスクを考えています?」

「だ、大丈夫! 私ほら、太りにくいから!」

「胸と背も、発達しにくいですがね」

「そこ!うるさいよ!」

鍵に注意した後、手に取ったうさまろをじーっと見つめる会長
そして、悩みに悩んだ末―――

「……はむっ!」

結論:食べる

「次の問題のことは答えは……『メタボリックシンドローム』っと」

「最近は若者でも『生活習慣病』になるって聞きますからね〜」

うむ、我ながらいいタイミングだと思う!

俺と知弦さんの独り言に落ち込む会長…そんな会長に鍵が肩を軽く叩く

「大丈夫ですよ、会長」

「え……杉崎?」

「もし、貰い手がなくなったら――」

「杉崎……」

鍵は一呼吸置き

「仕事に生きてください」


「リアルアドバイス!?」

「俺、陰ながら応援しますから!」

「陰からなんだ!見捨てられるんだ!太った私に価値はないんだぁ!」

「俺なりの叱咤激励ですよ。頑張れ!俺のハーレムに留まる為に!」

「あ、なんか急に太ってもいい気がしてきた」

次は鍵が落ち込む番になった


その後、また生徒会室は何度目かの穏やかな静寂に包まれる

各自勉強をしたり、うさまろを食らってたり、視姦している変態野郎が居たり……俺は改造を終え、某ファンタシスターと名の付くゲームをやっている

そこにまた来訪者が二人――

「おっくれましたぁー」

「す、すいません」

そう言いながら生徒会室に入ってきた2人の少女――
副会長であり俺と鍵と同じクラスメイトである椎名深夏と1年で会計を務め、俺と趣向が合う椎名真冬の姉妹である

「カンナギさん、今日イン出来ますか?」

「おkおk、んじゃいつもの時間で」

「はいっ!」

端から見れば何の話をしているか分からないと思うが、オンラインゲームの事である。
真冬ちゃんと知り合ったのは、生徒会に入会する前にたまたまやっていたオンラインゲーム出会った。たまにやっていた○コ生でプレイ実況したところ……コメ数や来場者数が半端ない数になったのを覚えている……今更だが、カンナギはユーザーネーム

「そうそう、2人は『初めての時はあんなに面白かったのに』みたいな事って何かある?」

「なんだよやぶからぼうに」

別名、やぶからstick

「いや、さっき会長が言ってたんだよ『世の中がつまらなくなったんじゃなくて自分がつまらなくなったんだ』っ
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