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生徒会の一存〜とある会計補佐の日常〜(再び凍結中)
『駄弁る生徒会』其の2
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「知弦さん、俺は鍵をいかに猟奇的に消すか色々試行錯誤してたんですよ?」
「それならしょうがないわね」
「知弦さぁん!? そこは止めるべき所なのでは!?」
「キー君の場合は、余計に悪質よ?」
「まさかのスルー!? 大丈夫です同意の下ですから。てか今日集まり悪いですね俺のハーレム」
「ハーレムじゃなくて生徒会ね。それにしても、キー君のそういうところ直せないのかしら?」
「でも、これが俺ですから!これが俺の全てですから!」
「いわゆる、お前はその程度の三下君ということか? 鍵」
あ、涙目になって俯いた…メンタル弱い?
「まぁ、私はキー君のそういうところ嫌いじゃないけど…少しは改善するべきじゃないのかしら?」
「く、で、でもこういう人こそ落ちたら激しいに違いない!」
「あ、それは正解。私小学校のころに好きな人に1日300通送ったりして最終的に精神崩壊まで追い込んだりしたし…あなたはどうかしら」
ワーオ、色々カオスだねぇ…
しばらくの沈黙を破る様に口を開いた
「…分かりました」
「あら、それを聞いても私を受け入れてくれるの? いま私の中のキー君に対する好感度がぐんと「知弦さんとは、体だけの関係を目指します!」…」
うわー、いろんな意味での最低発言だよ……直訳すれば、性欲の発散としてか見てないってことだよな? それでよくハーレムとかほざけるものだ…だからテメェは三下の味噌っかすって言われんだよ」
「今日のアンタは調子いいっすねぇ!?」
うぇ? 口に出てた? 声出してないよな?
「思いっきり声に出てましたからね!? なにその「え!?」って顔は!」
今日もいい具合のズタボロさだな!
「それじゃあ、シー君はどうなの?」
なん…だと…伏兵だと!? しかし振られたからには答えなきゃ後が恐ろしや…
「ん〜、まぁ…300通はキツいですけどそのラブレターはその人の愛の形ですから、俺ならそれでも受け入れますね。
それほど柔じゃないんで」
まぁ、惚れられたら後が怖そうですけどね。と、後付けで言ってみたりする
「そうね…惚れたら後が怖いわよ? 私は」
妖艶な笑みを浮かべる知弦さん…なんつーか、この人は変なとこで色っぽいよな…
「怖いかどうかなんて、実際に付き合ってみないと分かりませんよ?」
「それじゃあ、付き合ってみる?」
…予想外な返しです。しかし、ここで詰まっては何とやら! テキトーでも返さねば
「魅力的なお誘いですけど、俺はまだフリーで居たいので」
もちっと独身で居たい気分なのですよ。確かに彼女は欲しいけど…ねぇ?
「あら残念ね」
その時の知弦さんの顔は、ほんの僅かではあるが残念そうに見えた気
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