第十三話 沖縄へその九
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「補給でも何でも受けないと。そして」
「他の戦隊の方々にもですね」
「協力し合わないと」
「戦闘で勝てない場合がありますね」
「ジャングラーだけならどうにかなっても」
それでもというのだ。
「他の組織も一緒だったり」
「ジャングラーと戦わずとも」
「色々な組織と対していますからね、僕達」
「今はそうだよな」
「だとすると」
「ジャングラー以外にも」
それよりもというのだ。
「他の組織と戦闘に入り」
「その組織が複数だったりするので」
「パトレンジャーだけじゃ対処出来ないこともありますね」
「ルパンレンジャーだけでも、また二つのチームが一緒でも無理な状況になるかも知れない」」
「それならですね」
「他のチームにだ」
「助っ人を頼むこともですね」
「してもらうことだ、多勢に無勢ということも有り得る」
東雲は真剣な顔で話した。
「そうした状況になることもな」
「その時はすぐに来てもらうことですね」
「他のチームにな。そして他のチームもな」
「そうした状況に陥ればですね」
「こちらも行く」
「それもすぐに」
「そうしてだ」
そのうえでというのだ。
「お互いに助け合ってな」
「やっていくことですね」
「それが大事だ」
「そうですね。助け合いです」
ジムは東雲のその言葉に頷いて述べた。
「密接に協力し合ってこそです」
「俺達は勝てるんだ」
「全くです、ではこれからも」
「連絡を取り合っていこう」
「そして親睦もですね」
「深めていこう」
ホテルの中でこうした話をしているとだった。
部屋のドアがこんこんと鳴った、東雲がそれを受けてドアを開けるとそこにはマブシーナがいた、オラディンとマバユイユもいて皆人間の姿だ。
「あの、宜しいでしょうか」
「何かあったのか」
「はい、父それに母とお話をしたのですが」
「長い話になるか」
「少し」
こう東雲に答えた。
「なるかも知れないです」
「なら部屋の中で話すか」
東雲はマブシーナに微笑んで応えた。
「そうするか」
「はい、お願い出来ますか」
「ああ、それならな」
笑顔で応えた、そしてだった。
ジムも入れて五人で話をはじめた、そこでマブシーナはジムが出してくれた紅茶を手に東雲に言った。
「今日の夜ですが」
「夜、ドクターマンの捜索が終わってか」
「はい、それからです」
その時間にというのだ。
「私達と一緒に飲みに行きませんか」
「沖縄のお店に行ってか」
「はい」
そのうえでというのだ。
「そうしませんか」
「いいな」
微笑んでだ、東雲は答えた。
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