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スーパー戦隊超決戦
第十三話 沖縄へその二

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「彼については」
「そうしたことをするタイプじゃないかな」
「そう思いますが」
「確かに」 
 ナーガも言われて頷いた。
「加のことを聞くと」
「スポーツとは無縁ですね」
「釣り位はするかも知れなくても」
「スキューバ等のスポーツはです」
「興味がなさそうだね」
「景色を楽しむこともです」
 そうした趣味もというのだ。
「想像出来ないですし」
「沖縄の海って奇麗なんだけれどね」
 佐久間がこのことを話した。
「それでもだね」
「楽しむタイプでないですね」
「僕もそう思うよ」
 バランスに対して答えた。
「どうもね」
「左様ですね」
「それでも海にいるかも知れないな」
 ラッキーはその可能性は否定しなかった。
「そこで何をするかはな」
「ああ、わからないからな」
 鳳が応えた。
「本人にしかな」
「だったらな」
「島々だけでなくな」
「海も探さないとな」
「絶対にな、空からだ」  
 鳳は腕を組み真剣な顔になって話した。
「探すといい」
「そう、だから今回もだよ」
 ショウは鳳にまさにという口調で応えた。
「巨大ロボットを使ってね」
「山にそうしたみたいにだな」
「沖縄の海でもだよ」
 まさにというのだ。
「上からだよ」
「探すな」
「そうしよう」 
 明るく威勢のいい声で言った。
「是非共」
「それがいいな」 
 鳳もそれでよしとした。
「今回もな」
「空から探そう」
「ドクターマンをな」
「そうだな、しかし運がよかったな」
 ラッキーはショウの言葉に頷きつつこうも言った。
「大和の上をたまたま通った飛行機にな」
「ドクターマンの反応があってだね」
「ああ、そしてな」 
 そのうえでというのだ。
「沖縄に向かっている飛行機だったからな」
「居場所が狭まったね」
「沖縄にな」
 まさにこの県にというのだ。
「そうなったからな」
「僕ちんもそう思うよ、ただね」
「ただ?」
「いや、運命だったかも知れないね」
 幸運ではなくというのだ。
「ドクターマンが沖縄に行ってね」
「俺達も行くことはか」
「このこともね」
「そうかも知れないか」
「うん、運命ってあるよね」
「ああ、俺達が今ここにいるのも運命だよな」
 考える顔になってだ、ラッキーはショウに応えた。
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