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わねぇな。
「お集まりになってもらいまして私、トマスはオックスブリッジ大学を首席で卒業しました。そして、今回の難事件を解けたのは靴をすり減らす無駄な行為をしない本当のヒーローがわた‥。」
気が付いたら、トマスの野郎をぶん殴っていた。
「トマス!アームストロング一日協会長!なにを!」
俺は人の成果を盗むやつが嫌いなんだよ!うざったい顔をしやがってこのクソ野郎が。
「おめえが人の成果を自分のものと言うのは知ってるが、中でも、より俺が気に食わないのは靴の話だ。そして‥‥ヒーローは気に入らねぇ奴をぶん殴るためにいる。なら、俺はヒーローの役割を果たしたまでだ。アメリカ自信はわかるか?アメリカ・プライドだ!協会長、甥だろが知らねぇがな。地に足をつけたしっかりとしたシェリフこそがアメリカがほしいヒーローだ。わかったか?お前のヒーローはあのヨーロッパの片田舎の島国くせぇ。王族で自慰行為でもしてるんだな封建主義者が。」
俺はスーツの上着を一発で伸びたトマスに投げて被せると葉巻を取り出して吸った。商業主義が行き過ぎると多少顔が良いからってあぁやってキャラクターグッズを売るためにクズを持ち上げる。たまったもんじゃねぇな。会場の外に出るとガキがいた。
「やってくれた!ありがとう!」
何を言いやがるお前のためじゃねぇ。
「俺は俺が気に食わないやつをぶん殴っただけだ。お前が勝手に解決したと思ってやがる。俺には勝てないと思ってるからお前の親父に嫌がらせをするだろうよ。お前の親父に言っておけ。ヒーローなら自分の子供すら守れねぇのはおかしい話だろってな。これで俺はやっぱりヒーローには縁が無いのが分かった。俺が目指すのは‥‥。」
そうアメリカ本来の自警団だ。アメリカ合衆国建国の理念第二条だ。
「規律ある民兵こそは、自由な国家の安全にとって必要である。従って市民が武器を保有し、携帯する権利をこれを侵してはならない。とある。ならば俺が目指すのは西部劇に出てきたようなヴィジランテだ。お前らヒーローとは違う。」
俺はコロラドヒーロー協会をあとにして、黒塗りのアメリカ国産車に乗ると事務所につく頃にはヒーローを殴ったとして、パパラッチが集まっていた。訴訟を起こす気なんだろうあのヒーローは。
腹が減っていたところにちょうど運転手が昼飯に買っていたファストフードがあって、買い取るとパパラッチの前でフライドチキン、ハンバーガー、ホットドッグ、フライドピクルスにピザをコーラで流し込むとよってこようとするので無視をした。
地元コロラドの個人店のファストフードがこの騒動で全米規模の報道になり、彼らが俺の後援会に入ったのは謎だが、昼夜を問わずにヒーローが無個性の俺に殴り飛ばされて伸びたのが面白いのかSNSや動
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