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もあるが中規模に収まっている。帝国発展地域への出稼ぎ労働者の家族たちがこれに当たる。
あのアレーヌ攻防戦が起きないのであれば良かろうと思いながら、南部は比較的まだマシだろう。一気に北部係争地帯を攻めてくるフランソワに対して帝国内部まで引き込むのだから、南部まで攻める力はないのは明らかだ。
ライン川まで一気に退く、これによりフランソワ軍の兵站に負担をかけるのと同時にある作戦も実行されると決定した。
この現在いる基地ともおさらばだなと最終準備に取り掛かると北部国境地帯に配備されたこの師団を退く。参謀本部も了承済みでゼートゥーアは書面で私にいい考えがあると伝えてきた。そもそも国境地帯なのに1個師団しか配備されてないのを怪しく思わないフランソワ軍とは何なのだろうか?今も帝国諜報員から情報は筒抜けなのだ。
「やっとはじまるのか。」
俺は急速な運動を前にして睡眠を得る貴重な時間を使うことにした。
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