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帝国兵となってしまった。
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民間で溜め込み、人工石油と人工ゴムの産業化が進んでいるらしい。中小工場の推進もやっており業界再編中小工場の建設を同じにやっているとは良くわからない施策だ。

 同時に国民の麦は秋津島にも人工ゴムと人工石油のプラントが建てる代わりに高炉を増産するように時の総理原田孝に要請したとのことで、最初にまず秋津島の港湾クレーンの製造に技術者を派遣している。聞くところによるとダム建設にも数年前から手を貸しており、東北の港湾・道路整備、鉄道敷設、発電機の販売による東秋津島の周波数に電力を統一などが原田孝総理からの要求だったらしい。

 それを受ける形で各事業を推進をし、ついでと言わんばかりに九州の別府などを始めとする港湾事業にも参入し国民の麦のブルドーザーなど国民の麦の製品を大量に現地生産も進めている。国民の麦と原田孝などの秋津島政財界は力強く手を握っているらしく特に旧幕府側の地域の地方議員などと懇意にしていて、地方からの圧倒的な支持を背景に原田孝総理を支えているらしい。何やってるんだろうか?

 秋津島を強化して合州国の目を秋津島に引かせている方向にある。また帝国も秋津島も未だ不景気が長引く合州国から鉄スクラップを買い占めており、不景気から廃業をした工場から鉄スクラップとして工作機械なども運搬している、合州国が総力戦に入る前に工作機械などを運搬してすぐには立ち直れないようにするのが目的のようだ、これらはもう5年以上は続けられているとのことだ。誰が一体こんな事を指示しているのかは不思議だが俺は関係ないだろう一般人だし。

 帝国が秋津島に合州国のインチ工作機械を援助もしているらしく、秋津島の工業化により合州国の収益が減るとの算段だ。帝国も国民の麦が工作機械を新しいものに更新し、数を増やすのと同時に古い帝国の工作機械はイスパニアとダキアに引き渡され、帝国規格をダキアとイスパニアにも守らせつつ、弾薬も統一化を進めているという。帝国も秋津島もダキアもイスパニアも全てが科学的管理法と失敗学により効率化をさせていってるようだが、なぜこんなにも手際が良く事が進むのか何らかのビジョンを文章化した手本書でも誰か書いてるんじゃないんだろうか?それを書いたやつはおかしいだろう。総力戦が来ると思って他国の国力をひたすら削いで、自国の国力を上げるより他国を下げるのに注力をしてそうだ。孫子の兵法が頭に回ってそう。ターニャの仕業か?俺は関係ないなこの件も。

 なにか、昔書いた気もするがあんな怪文書を信じるやつなんか居ないだろうから別の力が働いてると思う。やはり、別の力を働かせることができるのはターニャ・デグレチャフだろう。そう、全部ターニャ・デグレチャフと存在Xだろうな。俺は時流に流されるだけの一般人だし、未だに軍人すら辞められない情けない男だから未だに恋人すらいない。

 
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