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弾はある。伊達にあんなにいろんな戦線に送られてない。というかなんでそんなに俺に戦わせたいんだよ。俺は単なる平凡な人間だぞ。ちょっとばかり運と勘が良いだけなのになんか指揮官や司令官できると勘違いしてないか?その場に合わせて適当な発言しかしてないのに。
「分かりました。小官が推薦するのは‥‥リーデル大佐ですね。スコールェならやってくれるでしょう。一日に17回も出撃したり、対空砲火の十字を食らってテーマパークに来たみたいだ。楽しいなガーデルマンとか言うような奴ですから役に立つでしょう。現に戦艦エースです。ルーシーと島国の彼らの船団を叩き潰しました。それに退き時や攻め時も理解してる上に若手を育てる力もあります。偶に光った方角を撃てば勝手に敵が吸い込まれるなどの不可解な言動はありますが十二分に戦えるでしょう。」
これで逃げ切れるはずだ。それにアイツは戦場が大好きだから大丈夫でしょ。なんか12ポンド砲直撃して墜落しても次の日には戦っていたし、そもそも種族人間なのか?種族からしてちがうとか実は体に鞘が埋め込まれていて更に獣の槍を持ってますとか言われたほうが納得できる硬さだけど。多少銃で撃たれてもなんか臓器から逸れて貫通するらしいし、異能生命体かタフ世界の住人なんじゃないか?ともかく、俺はここでさよならだな。
「確かにな。貴殿には新しい任もあることだしな。即応部隊の人事はリーデルにしておこう。」
おいコラ、バークマン!先にそれを言えよ。なんだそのお前ならそれを選ばないと思っていたみたいな笑顔は!なんかもっと危ないんじゃないのか!ふざけんなよ。
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