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突いて逆落としをしてからターンを決めて、銃弾をかわす。そして、次の瞬間、宙返りをしながら散弾銃を肩に固定し、片手に6発のスラッグ弾を握ると手をスライドさせながら奥に押し込み動かし素早くリロードをする。アクション映画じゃないんだぞ!なんでこんなことをやらないといけないんだ!それを隙だと向こうが近付いてきた瞬間に隠していた腰につけた小物入れから小銃弾を片手に隠して持ち出し、指に挟んで相手の防殻を殴り付けて更に手刀で魔導刃を作り叩きつけるアーマード・コアでもないんだぞ!小銃弾はパンパンと音が鳴るのだが、イスパニアのエースは化け物か!?相手はまだ余裕だ。この魔導刃による追撃のお返しとばかりに向こうは弾幕を張る。しかし、俺は怪物のお相手を蹴る。これは攻撃ではなく距離を取るための足場として相手の防殻を使う為だ。このとっさの判断が功を奏したのか、俺の距離を取る戦法で全くサブマシンガンが当たらない。殺意がこれは?避けた今ので残り、40発ぐらい。つまり、まだ勝機は十分にある。
「景気よくそんなに撃って大丈夫か?フロイライン。」
挑発に相手が狙いを引き絞るのを合図に、俺は術式を飛行に全部入れ、バレルロールをしながら急上昇をしてループをする防風もないので風を感じる大地の風を、ガイアそのものと対話をしているようだ。暴虐の風を身に受けて寒さを感じながらも俺は気合を入れるために大声で言葉にならない言葉を叫んだ。晴れている空に響く奇声、覚悟を決めて他の術式に集中するために飛行術式を解いた。その膨大な落下する位置エネルギーを使い、相手の懐に飛び込む。ヘッドオンだ。目と目が合う気がした。悪く思うなよ前に出てきたのは君の方だ!ガンランスの突撃、竜騎兵が槍を構えて突撃する如く俺は散弾銃を前にして、その先に魔導刃を構え中世のチャージのような格好になる。
「それは一発あれば十分。」
さっきの挑発はよく聞こえていたようだ。ヘッドオンは正面を切った殴り合いの姿勢。それは当然だが、サブマシンガンから出る鉛の嵐は俺を狙う今度は指切りをしていないフルオートの中のフルオート。それを避けるのは無粋だ。それに動き回っては折角の落下のエネルギーを無駄に使う。俺は小刻みに揺れながら防殻術式にリソースを振り、防御を固めて攻撃となす。散弾銃をこれでもかとポンプをぶん回しながら全弾撃ち、それを遥か高く上に投げ捨ててから、勘が告げる通りにサーベルを抜くと俺は斬りかかる振りをする。相手はサーベルから来るであろう魔導刃から身を守るためにそちらにリソースを割くために射撃が遅くなる。
「なぜだが空が悲しいな。」
相手の、相手の防御体勢に入ったのは見えた。そのタイミングを狙っていたのだ。そのままサーベル自体はずらして、サーベルの鞘の方に魔導刃を形成させぶっ叩くと相手はしまったという顔をする。しかし、相
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