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空気ではない!
「古式ゆかしいフェーデだ!」
誰かがそう言うと「おぉ!」と声が上がる。いや、おぉじゃない。すこしは助けようとかそういうのはないのだろうか?頭カチカチ黒パン齧ってるレンガのようなじゃがいもかじりだと決闘をするとなってるから助けないんのだろうか?
「この戦い、先に一撃を防殻を砕いて入れたほうが勝ちとしよう。」
怪物少佐がそう言うと手に持った小銃を捨てて、ゲームなどで見慣れたドラムマガジンのシカゴタイプライターを取り出した。
どこから出したかは知らないがドラムマガジンということは100発ぐらいは装填されてるだろう。あれ?おかしくないか?追い詰められたのは俺の方じゃないか?オルトーも助けてくれないし、俺はどうしようかと思ったときにアレの出番だとガーデルマンに目配せをした。ガーデルマンは気づいたらしく、俺の方に来て、散弾銃と弾を渡してきた。勿論、ソードオフだ。渓谷という大地が裂けたトレンチの中で、トレンチの英雄であるサブマシンガンとショットガンを互いに使い決闘する。
なんだろう?本当に近代なのだろうか?ポンプアクションのショットガンを確かめると腰と太ももに着けているホルスターに入った単発式拳銃4挺と指揮用のサーベルを着けたまま、彼女と空へ飛び立つこととなった。
まともな女性との行動が決闘とかどうなってんだよ。存在Xは馬鹿なんじゃないか?
というかウエスタン映画じゃないんだぞ!ふざけんなよ!
空は憎らしいほど晴れていた。
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