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帝国兵となってしまった。
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悟はいいんだろうな!こっちも死ぬかもしれないがお前も死ぬぞ!ってやり返しているようだ。

 バランスが取れない弥次郎兵衛かつ国内産業海外に移して植民地が本体化してる列強を名乗る実質アジアが本体のアヘンアヘン国家の未来が霧の国連合王国は別にいいとして、アジア拡大をして、フィリピン的な島とミクロネシア的な島々を抑えた秋津島に合州国が何をするかだ。秋津島はこの戦いで電撃的に完全に東南アジアをバスタブ化し、大陸から合州国へ向かう航路を掌握して見せたのだ。

 そして、独立協力として様々なことをやっているらしく、ダキアモデルという謎の単語で締めくくられる独立援助と政財界と産業に自国企業の介入とインフラ整備として紐付きの土建工事を推し進めている。更に言えば、秋津島は古い工作機械を彼らの土地に輸出し、帝国へかなりの工作機械の発注をしているようである。

 現実逃避はさておいて、独立主義者たちに会わねばならない。立ち上がり、準備を始める。着替えたのはスーツだ。

 会場につくと、周りは軍服だらけだ。俺だけがスーツを着ていて、周りは軍服で浮いている。それにしてもなんで呼ばれたんだ?明らかにお題目は怪しすぎる。民族自決とか言われてもな。

 「来ていただいて大変、申し訳ない。私が貴殿らが呼んだフリードリヒ・デニーキン・ジシュカである。どういう縁かは分からないがここに来たのも皆同じ縁。カルターニャ、ガスコ、バレルシガ、リーズボルナの独立という為にこちらは進んでいる。元は邦人保護の為であったがこの国はいや、国と言うには形が違う。イスパニア解放戦線の創設だ。君たちの希望に添えるかは分からないが、彼らは新たなる枠組みの為に歩み始めた。この世界は力なきものは奪われ、力あるものは力に理性を奪われる。皆が搾取され奪われている。旧大陸は広い。お互いに分かち合い、戦いを避けることもできるはずだが、モスコーなどの一部の列強がイスパニア共同体を破壊した。これには連合王国も関わっている。」
 続けて、彼らの前でコーヒーを飲むが苦味に眉をひそめた。フィルター壊れてるんじゃないかこれ?

 「連合王国が関わっていると!?それは‥‥?」
 説明するにしても長くなりそうだから席につくのを促す、席は丸いのと四角いのが2つ並んでいたが近くあった丸い席についた。

 「みなさんも好きな席に座るといい。」
 席に座ると人種の坩堝だ。一応こちらが座るといったのだから、彼らの分のコーヒーを出そうと思ったが苦いのを思い出し、秋津島の将校が送ってきた緑茶を出す。

 「コーヒーや紅茶はだめなようだ。」
 そう言うと何人かは涙を流していた。情緒不安定かな?強化人間かなにかか?疑問しかわからないが緑茶を全員分注ぐ、そして、俺の席の両端に座った人物を見る。

 モーズレリィーとマルセル・
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