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により一気に、帝国とダキアでは戦時経済に移行をし、この戦いは限定戦争ではなく、バークマンの指導のもとに総力戦の構えを整え両国共に国家戦略統計局を創設をしたらしい。それらの膨大な処理を行うためにノルマンとズセなどの人物からなる計算機械の開発も進んでいるとバークマンからの手紙に書いてあり、バークマンから俺にどうすればいいとか訳の分からない話ばかりきたので、個の能力が低いならリレー方式で真空管でも使えばいいんじゃないのかと適当に返した。
帝国とダキアの宣戦布告を見た、イルドアも正式にイスパニア共同体に対して宣戦布告を発布したが彼らの主戦場はイスパニアではない。戦時動員によって出来た人的な余裕で動かせた11個師団を使ったイスパニア共同体の領土である南方大陸植民地が主戦場で帝国のスパイからの報告によれば多くが新装備であり、戦車も多数見られ帝国から買い付けたバイクや車により完全な機械化を済ませており、帝国や秋津島からでも果てはフランソワなどからも買った航空機により、かなりの数の航空団を作り送っているらしく、イルドア内からは一国多国籍航空団と皮肉を言われてるらしい。帝国とダキアがイスパニア本土にかまけている内に植民地を得るために編成されたのだろうと帝国の参謀本部は分析していた。
司令官部にアルモンド・ディアースとエミリオ・ボルーノ、グラッイアーニやメルセなどを送り、バルブの部隊の比ではない人材と装備を送っているとのことだ。
そして極東では帝国との同盟を根拠に秋津島皇国もイスパニア共同体に宣戦布告をし、宣戦布告と同時に彼らは準備していたであろうイスパニア共同体に属する南洋諸島とフィリピン的な島の攻略を即座に開始し、イスパニア共同体の植民地軍は世界各地で負けているらしく、この流れに乗ったのかまた蛮行許しがたしの世論により、非公式ながらフランソワの退役軍人会からも反イスパニア共同体勢力に義勇軍が送られている。同時にフランソワ政府はイスパニア共同体の非合法とイルドアの脅威から現地民が住む南方大陸植民地を保護するという名目でイルドアと示し合わせたかのように、イスパニア共同体植民地を分割した。
連合王国はというと連合王国の市街地でルテラたちがやった演説にざわついており、先に保護していたマカロネシアしか確保できずに沈んでいた。
一方で反イスパニア共同体義勇軍には連合王国の貴族の中からもやって来ていた。アカと手を結んだ連合王国政権の非難は富裕層からゆっくりとやってきており、連合王国共有財産党が公認を得たとしてデモ行進を行い、連日左派労働組合と右派労働組合が衝突を繰り返して、退役軍人会が両者を鎮圧しているようだ。
そして、義勇兵は連合王国の隣の島などからも‥‥この戦いが帝国やイルドア、秋津島などを含めて名目に使っているイスパニア共同体に虐げら
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