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帝国兵となってしまった。
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に来て逃げ出しもせずに真正面から来るとは‥‥。

 防殻で弾き返す。魔術師が来るまでの時間稼ぎだろうがそうはいかん。直ぐさま、銃を引き抜くと周りの護衛を撃ち抜く、そして、大統領は護衛に押されて逃げ出したようだった。

 なかなかやるな護衛。

 「敵ながら自分の命で大統領を逃がすとは‥‥。目的は果たせなかったが仕方ない。時間も少ないから行くぞ。」
 そう言う間に部隊員はこの総司令部にあった資料などを纏めていた。

 「中佐!あそこの倉庫に戸籍や省庁のデータに思われる資料があります!持って行かせてください!」
 頷くと更にそれらも纏めた。持ちきれなかった分は爆破したがもしや、軍服を着てはいたがここにいたこいつらは省庁の上の方の役人と兵站係の軍政家ばかりなのか?とすると一気に高級官僚と兵站管理者が60人ばかりいなくなったことになるが大丈夫か?

 「もうそろそろ時間だ。行くぞ!エドワード、何をしている?」
 黒ずくめのエドワードがゴソゴソと何かをしていた。黒ずくめというと異様な格好をして男二人でジェットコースターに乗るガバガバを思い出すな。

 「武器庫を見つけたので少し仕掛けを。」
 まぁ、なんでもいいから行こうか。

 「作戦は失敗した。爆撃が始まる前に退く。総員退却!」

 こうして入ってきた下水道から、地上からは対空砲火が空からは爆弾が降る中を上昇し、全員が無事に作戦は失敗をして、予備役に入るための帰還をしたはずだった。

 「オルトー!なにを!」
 基地についたオルトーからの報告を聞くまでは。
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