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佐わかったんですか?」
そんなものは知らない、昔からこうだっただけなのに理由を聞かれても‥‥。
「さぁな。単純に勘がいいだけさ。音で気がついたのかやってくるぞ、こっちだ!」
大してきたことはないが勘が告げるままに下水道に入ると思い出した。それは‥‥。
「ここら辺に前は駅への道があったはずだ。まだ瑞々しいはずだ。叩いて音を聞いたらわかる。」
持っていた銃をしまい、壁を触る。新しい壁や奥が空洞の壁は音が違う。だから簡単だな。これでもコンクリート診断士だって持っていたしな。そういえば俺は資格コレクターだったな。
目星をつけて耳を当てて叩くと魔力で殴り、壁をぶち抜いた。線路が見える。当たっていたようだ。
「なんと!これで敵まで一直線だ。」「これはいい。」「敵はすぐそこだな。」「オートミールぐらいするすると入れるな。」
それより、早く準備したらどうだろうか?事は一刻を争う。
「これより本格的な作戦を開始する。気を抜くなよ防殻があるとはいえ、敵は数が多い。もしかしたら、自爆するぐらいイスパニア共和国に忠誠を誓っているものもいるかも知れんさ。」
そして、腰につけたバールと手斧を引き抜くとハンドサインで駅の構内の照明を狙わせて、同時に手榴弾を投げ込む。爆発音が聞こえ、敵の悲鳴が木霊する。知ったことか。これが戦いだ。
手斧を投げると無線機が火花を出す、あたふたする敵を知り目に駅に上がるとバールで近くにいる敵をかち割る。そして、その死体を盾にそれが腰につけていた拳銃を引き抜くと全弾を撃つ。
「我々はダキア軍先遣連隊である。至急、貴殿らに降伏を要求する。」
混乱させるために降伏勧告をする。相手が戸惑う間に他の隊員が駅に登ってきたので目的は果たした。それに本当にここで彼らが降伏をしたならばこれ以上無駄な内戦は起きなくて済む。
帝国軍と連合王国軍の監視下の元に彼らは置かれるから戦わなくていいわけだ。ならそれは平和ではなかろうか?作られた平和かもしれないが、帝国も連合王国も議会制を訴える国だ。これにより、彼らに政治的な解決をする余地ができる。選挙だって不正をそこでしないだろう。少なくても連合王国も帝国もそこまで馬鹿ではない。必要な地点さえ租借出来れば、租借関係が続く安定した国家を作ろうとするだろう。
租借は屈辱的かもしれないが対外上、二国はイスパニアに使用料を払うだろうし、経済発展もさせるだろう。外資かもしれないが産業がアレなイスパニアに置いては市民生活の向上がなるやもしれないのだ。それに帝国と連合王国は経済的にも行き詰まるのはわかるからすぐに開放されるからこの地獄よりはマシかもしれない。
「降伏はしない!撃て!」
スーツの男性が叫ぶ、あれは資料にあった大統領ではなかろうか?ここ
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