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ちらの勝ちだな。簡単な話だ。」
あちこちで「そんな無茶な!」「馬鹿なことを。」「それができたら」などと声が上がるが二人の男が立ち上がった。
「簡単だな。」
オルトーは巨体が天を突くが如く立っていた。もう一人は‥‥。
「行くぞ!ガーデルマン。出撃要請だ。敵はアカ共だ!これで出撃しないやつはアカの仲間か腰抜けに違いない!」
いや、リーデルくん、あの無理難題を言ったんですけどなんでやりに行く雰囲気出してるんですか?いや、ドラクエ並に鉄砲玉だけど仁義なき戦いじゃないんだから無理でしょ。エレベーター開いたらサブマシンガン掃射する映画じゃないから簡単に行かないぞ。なんでコマンド部隊になってるの?
「まて、明日決める。今日はみんな休むように。」
俺は全員を出してから頭を回した。まぁ、クーデター軍による航空部隊の執拗な爆撃で防空網は南側に寄っている。
ならば、こちら側の北側は手薄なはずだ。防空リソースは更に南に寄せてるはずだ。損耗率も高い。補充するリソースも南に注ぎ込まれてると思う。なぜなら、ここは21世紀ではない。輸送力は限られている。
航空部隊と魔導師による強襲ぐらいならできるだろう。そこでバトル・オブ・ブリテンのように大して滞在できませんでした。でも、首都に打撃を加えましたでいいだろう。
何よりこちらには独自裁量権がある。保証は皇帝なのだから形式上は問題にはならないだろう。バークマンの責任だからこちらは関係ない。盛り上がってしまったから、彼らを収めるためにそれをやるしかない。
なぜ、帝国軍はわりと女性士官がいるはずだがこちらにはおっさんしかいないぞ。おっさんと顔面偏差値が高めのパイロットとかしか。なんで、ロメールは女性士官がいて、こちらはおっさんやら何やらなんだ?おかしいよな。
よくよく考えたらなんで、こんな目に合わなきゃならないんだ?なんかもう、敵の首都強襲しなきゃならなくなった上にもうわけがわからない。
やらないといけなくなったから、やるがなんでこんなことに‥‥まぁ、マドリッドーリで相手の首相のエマニュエル・エーザナティアを拘束できなかったら終わりだからいいか。
空を飛ぶのは楽ではないが向こうはレーダーや対空砲が不足してるのだからまだ簡単だろう。まず陸上部隊が東に向かい、東に対しての大規模攻勢をしてるように見せて、相手が油断している間に強襲をかける。
司令部にも東に攻勢をかけると何回も連絡をして、一気に司令部が通信量を増やしてると攻勢だと実際の通信で思わせる。
敵首都降下部隊はオルトーとリーデルを始めとする部隊で行く。そして、爆音のイスパニア王国国歌を流してそちらに意識が行くようにしたらいいだろう。目的が威圧などと思われるように細部にもこだわろう。出撃
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