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帝国兵となってしまった。
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に戻ると物資の運搬のために集積地として、港が整備されたバレルシガに本部を移動させることになり、移動のためにまた2日を使った。

 新しい司令部は元々、イスパニア軍部が使っていた海軍基地をそのまま使っており、近くのホテルから調度品を買い付けて、増援に来るだろう高級将校たちの接待用に飾り付けまでやりながら、兵士を休ませるために補給書類を片付ける。

 そんなときに、本国から暗号文が送られてきたのだ。

 「あーと。」
 暗号文を読むと本国のあの帝国参謀部は色めき立ち、元々の予定だった10万のダキア軍人から大幅に増強させ、ダキア軍人15万と帝国軍人4万を用立てようとしているようだった。イスパニア与し易しと言う風潮とダキアの成功経験からやらなきゃ損と議会も乗り気らしい。

 「20万も連れてきて国防は大丈夫なのか?」
 もう1922年5月だぞ。もうあの大戦まで1年ぐらいしかない。いや、あれは偶発的だったからかもしれない。東に伸びる分にはルーシーと帝国が殴り合ってくれるから楽しいで済んだのだろうが、西になると話は別だ。それに前時代的なダキア軍が近代化したのを見せつけるとよろしくない。

 帝国のテコ入れで最大値だとダキアは200万ほど動員できるようだが、動員できるのと動員するのは話が別だ。戦後の軍人年金問題や死傷者の弔慰金もある。足や手がなくなった復員兵もどうするのかもある。この戦争は近代戦なのだから。

 12.7mmの重機関銃が作る触れたら手足が吹き飛ぶ戦争を誰もまだしてない。それこそ秋津島ぐらいだ。ロマノフ秋津島戦争を持ってして、どんなに説明や分析をしても塹壕には肉弾戦と戦車による足の踏破しかないのだ。

 それは白骨でできた善意で舗装された道。このままでは俺たちもそうなるのだろうか?が、このイスパニア動乱介入は帝国軍を新たに変えるだろう。なぜなら、機甲師団は金槌、歩兵師団は土塁とわかることだからだ。歩兵師団がなければ守れなければ、機甲師団がなければ突破力に欠けるのを今、証明している。

 それに今回の戦闘は空挺の展開力も見せつけた形だ。だからこそ、中央参謀部の考えは変わるだろう。しかし、それは監視している共和国や連合王国だって同じはずだ。

 なんやかんや数年がかりでずっとやってきている降下部隊や戦車などの機甲戦術には追いつかないだろうが、マチルダ戦車なんて作られたら厄介だ。それに彼らがあのバランスが取れたクロムウェルを先に完成をさせたり、間違ってセンチュリオンやコメットなどできたらどうする?
 
 チャーチルやブラックプリンス、エクセルシアとかならなんとかなるが、しかし巡航戦車群を早期開発されたらこちらは辛い。あの変態紅茶作家のニビルがどんなものを作るのだろうか?

 調べたところによると王立軍需工場で新型兵器
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