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れてるぞ!ふざけんなよな、なんで俺は知ってるみたいな顔をするんだ皇帝陛下は!印象操作がすぎるぞバークマン。
その後はあまり記憶がないが、俺の宝珠で記録していた反乱軍の警官隊に対する暴行や政府軍の検閲と称する略奪や荒れ果てた教会や真っ直ぐな田畑など、双方のおぞましい姿を帝国は大々的に宣伝するという事になったがやるのは双方に各国が乗ってから公開するらしい。特に貴族と思われる夫婦から政府軍が金品を剥ぎ取る姿は帝国の上層部に衝撃とロマノフスキーに対するルーシーに重なったらしくとてつもない憎悪を口にする軍人もいた。
かくして、俺はダキア送りからのイスパニア送りとなる。ふざけんなよ流刑地じゃないんだよ。なんで俺ばっかり前線に行く羽目に‥‥。
悩みながら出立をする前に、中央参謀本部でレルゲンに出会った。レルゲンは俺を見ると驚いたようで、次に近寄ってきて「健闘を祈る中佐殿。」と言ってきて去っていた。
いきなりなんだよもう、いきなりが山程になりすぎてもはや必然的である。存在Xがいけないんだろうな!
だが、過ぎたことは仕方がないことだ。悲しいがダキアに向かう鉄道に思いを馳せるしかなかった。
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