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帝国兵となってしまった。
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。怖いな発作か?まぁ、紅茶を飲んで落ち着こう。騒ぐ彼らを無視して、紅茶を淹れ、香りを楽しむ。今日は教官から貰った茶葉だ。


 議題は流れ、国歌がとまると具体的な戦術立案が展開された。サイコロと地図が展開され地形についても書き込まれていく。

 開戦までに、飛行機や兵器の進化速度を加味して出来たのが、後方地点、共和国のガレーを潜水艦に詰め込んだ魔導師部隊による強襲揚陸奇襲作戦と、同時に国境線から機械化部隊を主力として突破、その後に歩兵を雪崩込ませて敵の通信能力や反撃能力を飽和させる。そのためにどうすればいいか聞かれて、渋々自走砲や迫撃砲に無誘導弾ロケットを書かされた。コングリーヴ・ロケットの話をして説明すると納得したようだ。

 その後に塹壕にどうしたらいいのかまた書けとか言われて、散弾銃や短機関銃に対戦車ライフルも書く羽目になった。

 その後に吊るし上げるようにこの国の航空機はどうするべきかと散々問い詰められて、水上機空母なども追加で書く羽目になって空母が入るべき軍の帰属の是非。

 ほかにも船団防衛の重要性とか、果てはなぜ人は争うのか、戦時簡易モデルの武器を平時に設計するべきかの議論や毎日書いてる怪文書の話もさせられ、国家百年の計永続国家継続のためとか、何度も何度も色んな話をさせられた。

 そして、彼らの話の中でよくなにかをする際に経済の話がでてきている。更には延々と戦争開始と同時に、政府エリアを制圧して政治の常道を皇帝に戻すと言われて、反乱軍に参加させられたくはないので、仕方がなく、エコノミーとは東の国々では経世済民というらしくその意味は世の中を治め、民衆を苦しみから救済することだと言って、まず、政治家に協力してくれる人物を探してからやるべきなどを答えて、やっと終わった。

 終わりには与えれば与えられんとか国家百年の計やら継続社会の設立。先制的専守防衛論がどうのとか言ってたがほっとけば収まるだろう。

 疲れたが単に俺が話してみんなが聞いて質問してきて答えるだけだし、あんまり反発してこないけどこの国の訓練生は大丈夫だろうか?それにあの反政府運動の話といいコイツら割と余裕があるから、そうやってやってるのかな?そろそろ、サヨナラできるよな。まぁ、こうしてみると割と楽しい人たちだったよ。

 次に書く怪文書はニーチェやハイデガーなどを色々と混ぜ込んだ、とても痛々しい思想本みたいなのにしよう。歩きながら、軍内でそんな思想本を勝手に言ってるやつがいたら除隊されるだろうと、漠然と考えていた。こんなにも色々と色んなことをしているのに、割と何も起きないから暇なんだよなと思いながら、その後の授業を受けた。

 そして、最後に教官室に呼び出された。やっとお役御免かと歩く。古い軋む廊下は色あせてはいるが、その色には日々の時間が
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