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はいないからな。しょうがないよな。俺は責任取れないが、多分様々な知ることからそれなりに役に立つだろう。それに適当なことばっかり言って、そんなことで振り回すのは、彼らに失礼だからな。まぁ、それなりのことを言っとけば、彼らも納得するだろう。
「なるほど‥‥。今、車両と言っていましたがどんな車両を想定してるんですか?少なくとも今の車両では、舗装されている道はともかくとして、整地されてない場所をそんな速度の移動は無理でしょう?」
なんでそんなに根掘り葉掘り聞こうとしてくるのか?レスバに自信があるのかな?でもまぁ、その疑問を解決させる方法はそんなの簡単だろう。
「こういうバイクを作る。後ろは履帯だ。それと半分は履帯のトラックを作る。これらによる整地されてない大地を移動する。それが機動戦だ。確かにそこに強い右翼を実現させる秘策があるということだ。機動戦には装甲を施した車を利用する。これはタンクと言われるものだ。これらは菱形でサイズはこれぐらいで、エンジン室と操縦室を分けており、長期的に見れば人より早く動くはずだ。車両は塹壕を越える。予想ではこの戦いは塹壕と制空の戦いになるはずだ。」
確か菱形戦車はこうだったよなと書く。更にエンジンは多分航空機の星型エンジンがいいよな。ともかくパーツと規格を統一させると書く。戦時統一規格と書き、横にはインチは撲滅と書く。
何故かセンチによるインチの撲滅を見たことで集まっていた大多数から歓声が上がった。インチをみんな嫌いなのかな?
「本気でイ、インチをそのとおりにメートル規格で撲滅させるのですか?」
何を言ってるんだ?センチの中にインチ規格があったら邪魔だろう。みかんの中にブラッドオレンジやマンダリンを混ぜるぐらい迷惑だ。あのときの冬場のバックヤードで選別させられたのは忘れられない。食べれれば大した変わりないだろう柑橘類なんだけど微妙に違うから面倒なのだ。
「そのとおりだ。メートル規格でヤード・ポンド法を撃滅させる。統一したほうが都合がいいだろう。なぁ!打倒せよインチ共を!あのインチ頭たちを!ヤード・ポンドにメートル・グラムの鐘を鳴り響かせてやろうじゃないか!」
なんでそんなにインチの話にこだわるんだろうか?インチなんかインチに過ぎないだろう。インチに親でも殺され‥‥実際に居そうだな。センチの中にインチネジ規格発注書に発狂して…みたいな。この世界でも合州国インチと連合王国インチで違うらしい。クトゥルフ神話の邪神でも、こんなにインチほどしつこくないだろう。
「そうかなるほど!これこそが‥‥帝国国歌を歌おうじゃないか!鳴り響くように農村部に資本家に聞こえるように!この歌をその歌を全国に染み渡るように!」
えっ?なんだよ‥‥なんかいけないものをキメてるんじゃないのか?何だよお前ら
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