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偽マフティーとなってしまった。
外伝 ビルドファイターズ
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?更に確認できるのはでかすぎるランチャー、メガ・バズーカ・ランチャーではありません!あの形状はイデオンガンです!カメラ寄って!頭に寄って!あの模様はイデ!イデのマークが発動しています!』
 イデオンガンもどきで戦場を薙ぎ払うと動ける形で残ったのはわずか一人。エネルギーが足りないので残骸になってまだ終わってない機体にフォトン・トルピードを使いエネルギーを回復させる!!これが勇気の力だ!光になれ!

 「予選なのに決勝になったな。えぇ!ガンダムさんよぉ!死ぬ程痛いぞ!ユニバース!」
 意味不明な単語を並べながらガンダムに近付く。この感覚脳内を揺さぶってくる。コイツ、中身はイオリ・タケシか!ビームサーベルを混じり合わせる間もなくわかったぞ!中年!今日の俺はただ目立つ為に存在している!つまりは……。

 「またやるようになったな!ガンダム!モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないという事を教えてやる!俺の体を伝えて出る力がなにかお前にはわかるまい!暗黒の世界に帰れ!イオリ・タケシ!」
 速度を上げるためにビルバイン風外装パーツをパージすると現れたのは単なる軽装のデミトレーナー、薄くパテを何層に重ねる事でデミトレーナーが高速で動くと塗装とパテが剥がれて質量がある残像だ!!パージしたブースター月光蝶パックを突撃させる!!そして、自爆する時に出る粒子が目眩ましになる。それでイオリ・タケシのガンダムを拳で殴る!デミトレーナーの手に浮かぶはキング・オブ・ハート!!そして、この機構は赤く光る!光るだけじゃないぞ輻射波動が動き出す。それを自らのガンプラの腕ごとこの片腕を叩き切るは流石はイオリ・タケシ。

 『なんだか分からないが俺はイオリ・タケシだ!受けて立つ!』
 片腕はお互いに使えなくなったが高速移動で剥がれ落ちた塗装でデミトレーナーの肩が赤くなり、本体のオリーブと肩の赤さで目立つ。腕が無くなったガンダムにバルカンを撃たれるが機体を高速で回転させ回し受けをして弾丸の威力を落とし、回転のままにスイッチを入れるとモニターにPXシステム作動と表記され機体のバイザーが赤く光り上部のパーツから3つのルーペが降りてくる。そして、互いに切り結ぼうと剣を向けたところだったが、切り合いになる前にブザーが鳴る。試合が終わりで後は決勝戦だ。惜しいつま先にソニックブレイドとウミヘビを仕込んでおいたのに。

 試合は終わった。俺は決勝戦に向けて、何も言わないイオリ・タケシと強く握手をした。そうだよ、目立ちたいなんていけないよな。ガンダムに真摯に向き合わないといけない。

 イオリ・タケシはガンダムで来る。ならば、俺は…いや、きっと!!

 決勝戦当日、イオリ・タケシはνガンダムを持っていた。当然俺はサザビーだ。

 「「やっぱり、決勝戦といえばこれだよな!
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